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『教養としての経済学』

『教養としての経済学』
一橋大学経済学部 編
有斐閣 (2013.02.25)

副題に「生き抜く力を培うために」とある。
私たちは、毎日の暮らしの中で「経済」に関する話題に接しています。
円高、消費税、社会保障、失業問題などなど。
こうした問題を解決すべく、さまざまな経済政策が打ち出されています。
そうした「経済」を読み物として 中身があり、読みやすく編纂されています。

【有斐閣/ブックレビュー】

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641164048

【経済学とは何か】

人々を豊かにし、人々が幸福を感じられるために必要となってくる人類の知恵。

この本を読む時に、やはり出版年 (2013年) 当時の日本経済の状況を見てみる必要があると思います。 

日本経済2012-2013/内閣府

次に、この本を読むために、参考となる項目のリンクを貼り付けておきます。

▶ 経済成長(GDP)

国内の経済活動を量的に計る指標の1つ。
国民総生産(GNP)から 海外からの純所得(輸出など海外から得えた収入額と 輸入など海外へ支払額との差さ)を差さしひいたもので,GDP(gross domestic product)と略称する。

▶ 貧困問題を考える

『貧困を考えよう』岩波ジュニア新書 https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b223681.html

▶ 財政問題を考える

▶ 国際経済

『ゼミナール 国際経済入門』改訂3版
伊藤元重 著 日本経済新聞出版社
(2005.02.25)

【経済学的な発想】

・効率と格差 
・需要と供給
・競争と衡平
・協力とデザイン

【歴史の中の経済社会】

・歴史を顧みる
・経済成長の光と影

【経済学を学ぶ】

・なぜ数学を学ぶのか?

社会や経済のさまざまな現象を「論理的」に考えるため。

・なぜ統計学を学ぶのか?

不確実な現象を「数式化」して期待される結果を導くため。
参照【推計統計学】
『松原望 統計学』東京書籍 (2013.09.)

http://www.tokyo-tosho.co.jp/books/978-4-489-02160-2/

・なぜ古典を学ぶのか?

アダム•スミス『国富論』

マルクス『資本論』

J.S.ミル『自由論』

定常状態(経済)stationary state
個々の企業や家計などで生産、消費、貯蓄、投資などが絶えず行われていても、経済全体としてみた場合には、これらの経済変数が時間を通じて不変に保たれている状態をいう。

2022.03.20.

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