【読書百遍】『思考の整理学』
【読書百遍】1回目 2018/12/13
【読書百遍】2回目 2021.12.13.
そして 3回目 2023.05.07.
グライダー
自分の頭で考え、アイディアを軽やかに離陸させ、思考をのびのびと飛行させる方法とは。
指導者がいて、目標がハッキリしているところではグライダーとしての能力が高く評価される。
今の時代 (IT時代) グライダー能力だけでは安心してはいられない。
自分で翔べない人間は、コンピューターに仕事を奪わられてしまう。
p.15
朝めし前
簡単なことだから朝めし前ではなく、朝めしの前だからこそ、効率よく片付く。
pp.23〜24.
発酵
書評を読む前に、先ず本を読む。
まえがき、あとがきを読む。
読んで感心する箇所、違和感を抱くところ、わからない部分を書き出す。
これが「発酵素」にあたる。
頭の中の醸造所で、時間をかけ発酵させる。
「見つめる鍋は煮えない」p.32
寝かせる
あたため、寝かせる。p.40
触媒
すでに存在するものを結びつける。p.57
セレンディピティ (serendipity)
目的としていなかった副次的に得られる成果 p.67
情報の " メタ " 化
第一次情報:ニュース
第二次情報:メタ情報 一次情報をベースに整理を加えた情報 (社説)
p.75
一言で言えば、あるデータを説明するための「データについてのデータ」と定義できます。
情報の整理
1) スクラップ
2) カード • ノート
pp.79〜90.
つんどく法
テーマに関連ある参考資料を集める。
集めるだけ集めたら机の脇に積み上げておく。
そして、片っ端から読んでいく。
(ノートやカードは取らない)
記録したと思う安心が、忘却を促進する。
p.92
整理する・捨てる
新陳代謝:忘れる ↔ 入れる
pp.110〜115.
風化 p.125
思考の整理とは、いかに上手く忘れるか。p.127
とにかく書いてみる
まだまだ書ける状態ではないと思っている時でも、とにかく書いてみる。
書いているうちに頭の中に筋道が立ってくる。
pp.134〜139.
文章上達の秘訣
看多 (多くの本を読む) 本を読んで情報を集める
做多:きた (多く文をつくる) たくさん書いてみる
商量多 (多く工夫し、推敲する) 吟味する
pp.172〜177.
3つの知的活動
A:既知のことを再認識する
B:未知のことを理解する
C:まったく新しい世界に挑戦する
pp.198〜203.
拡散と収斂
二つの相反する能力
pp.204〜209.
コンピューター
人間らしく生きて行くことは、機械やコンピューターに出来ない、つまり、人間にしか出来ない 優れた創造的、独創的な仕事をどれくらいよく出来るかによる。
pp.214〜215.より
結び【文章力の鍛え方】
まだまだ書ける状態ではないと思っている時でも、とにかく書いてみる。
書いているうちに頭の中に筋道が立ってくる。
『思考の整理学』外山滋比古 著
ちくま文庫 pp.134〜139.より
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「思考の整理学」の簡単なメモ
いお @121Tkn さんのNoteより
【好書好日】
【『思考の整理学』筑摩書房】
2023.05.07.
2024.03.15. 改題【読書百遍】