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自分にとって「良いお買い物」とは

リサイクルショップに着なくなったお洋服を持って行ったら、9点で380円の査定。全品持ち帰ってきました。(着用見直しか、自力で頑張って売ります。。)

モノの持ち方は昔に比べてずいぶん吟味して慎重になりましたが、定期的に手放す中で、自分の持ち物の価値について考えることがよくあります。

特に今回のような、買った金額それなり、アイテムの状態も決して悪くない、でもほとんど値段にならない、という場合は決まって、わたしはいい買い物ができていたのだろうか。果たして十分に使えたのだろうか…と、買ってから手放すまでの期間の着用度や思い出を回想し、大反省会を開きます。

「お得で賢い買い方」と、「自分にとって中身の良いお買い物」、はちょっと違う。
何度も何度も失敗を繰り返しながら、最近ほんの少しずつその違い理解しはじめているのかなと。

「わたしにとって中身の良いお買い物」は、着ることで背中を押してくれたり、背筋を伸ばしてくれる。
コーディネートの軸になって、ここぞという時にいつも助けてくれるものだったりする。パッと頭に浮かぶそれらのアイテムは、どれも決まっていい仕事をしてくれる相棒のような存在。

もっとそういうお洋服に出会い囲まれたいし、時間を築いて愛でていけるといいなぁと、いつも思っています。

その過程で、失敗することももちろんありますが、びっくりするほど自分の体に馴染む服を見つけた、とか、最初うまく着れなかったけれど着こなせるようになった、とか、どんな些細なことでもストーリーが出来て、愛着が湧いて残したい服たちが、「自分にとって価値あるもの」になっていくと信じ、今日もお買い物を楽しみます。

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