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【野湯】超・秘湯♨️冬の奥奥八九郎温泉に行ってきました。

今回は、秋田県小坂町にある温泉マニアに人気の野湯「奥奥八九郎温泉」に行ってきました。
持ち物や道のり、温泉の様子などをまとめてみたので、ご参考ください。

装備品

行った日が大雨だったので、近くの百均で雨具を購入しました。

装備品(撮影:iPhone12ProMax)

購入したのは、上記の2点。
特にシューズカバーが大雨にもかかわらず、帰るまで靴が全く濡れず、とっても優秀品でした。

・バスタオル
・フェスタオル
・熊鈴(近くに「熊に注意」看板がありました。)

他にこの3点を持ち、なるべく軽装で出発。

行き道

冬は除雪がされておらず、途中から徒歩で行く必要があります。
車の跡があったので、雪道に強い四駆車なら行けるのかな?

行き道①(撮影:OsmoPocket2)

ひたすら雪道を歩きます。特に段差のある道はなく、歩きやすかったです。

行き道②(撮影:OsmoPocket2)

歩くこと約40分。ようやく辿り着きました。

行き道③(撮影:OsmoPocket2)

奥奥八九郎温泉

1974年に行われた黒鉱調査で発見された温泉。
炭酸カルシウムの温泉沈殿物が形成され、現在の姿になっています。
まさに自然のアート作品。

奥奥八九郎温泉(撮影:NikonDf)
奥奥八九郎温泉②(撮影:NikonDf)

大地の恵み、自然の偉大さを感じます。

温泉湧出口からは二酸化炭素が噴出しており、
「天然のジャグジー」とも呼ばれています。

奥奥八九郎温泉③(撮影:iPhone12ProMax)

2つの大きな穴があり、
ボコボコしている方は42℃くらいの若干熱めの適温。
手前の方はもう少しヌルい。
これが24時間もちろん掛け流しで湧き続けているんだからスゴいなぁ。

泉質

カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉

タオルを水中に入れると赤くなる。
これは温泉の色自体は透明だが、水中の鉄の微粒子が浮遊しているため。
鉄の成分はそこまで濃くない。

奥奥八九郎温泉④(撮影:iPhone12ProMax)

注意すること

奥奥八九郎温泉の場所は、国有林の中にあります。
法的な手続きを取った温泉施設ではないため、現状では完全なる自己責任で利用する場所であると位置づけている。
観光施設ではないとして、施設も現状のまま整備しないとしている。

温泉前の張り紙(撮影:OsmoPocket2)

あと、夏場はアブが大量発生するそうです。
アブ攻撃を受けながらの入浴は相当ツラい。
時期を選んで行くことをおすすめします。

終わりに

帰り道(撮影:OsmoPocket2)

帰り道だけ晴れました☀︎
車に着いた瞬間、またも土砂降り。
天気が味方してくれたような。

帰り道(撮影:NikonDf)

雪のない時期は、温泉の目の前まで車で行くことができます。

奥奥八九郎温泉の近くに奥八九郎温泉もあるそうです。
雪が溶けたら、次はそっちに行ってみたいな。

地図(Googleマップ)

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