見出し画像

宇宙探検第3回 準惑星ケレス

この記事は、いつか実現するであろう宇宙旅行を夢見て、もしこの天体にいったらどんな旅になるのか、実情報をもとに想像してみたものです。

※準惑星ケレスは、まだわかっている情報が少ないため「こうだったらいいな」という希望も含めて書いています。

第3回は準惑星 ケレスです!

ケレスは、火星と木星の間にあるたくさんの小惑星が集まっている「メインベルト」と呼ばれる領域で一番大きい惑星です。ちなみにメインベルトには、数百万個の天体があるといわれているみたいです。

■基礎情報

表面積 : 2.77×10の6乗 km2(地球の1/200ぐらい)

表面重力: 0.28 m/s2(地球の1/32ぐらい)

自転周期:0.3781日

表面温度:最高-38度 最低?度

ケレスは小惑星の中では最大ですが、それでも月や地球と比較するとかなり小さく、表面積や重力はわかりにくいですね(゚ー゚;

まだまだ研究途中ではありますが、2017年から活躍したNASAの無人探査機「ドーン」により徐々にこの準惑星の情報が集まってきています!

■見どころ

長い間ケレスは一般的な岩石惑星と考えられていましたが、直近の研究でケレスにも水が存在していた、そして今も地下に眠っているのでは?といわれています。また、地表にははっきりと目に見える形で白っぽい塩の塊(+炭酸ナトリウム)が散見され、とても塩分濃度が高いのではないかといわれています。

ちなみに、、塩って、よく寒い地方で凍結した道路にまくとおもうんですが、水分の凍結温度を下げるらしく、塩分があると水が液体として存在しやすいらしいのです。

塩と泥の巨大プール?

もしちょっと地表を掘ってたくさんの水がでてきたら、アイスランドの「ブルーラグーン」みたいな観光地になったらいいな~と。

実際には、ケレスから噴出される水は、泥と炭酸ナトリウム、塩やアンモニアなどが混じったどろどろの状態です。ただどの成分も人間にとって必ずしも有害なものではないです。水着を持参してぜひダイブしましょう!

また、現在のケレスは最高気温も-20度なのでブルーラグーンのように温水プールにはならないかと思うのですが、大きなクレーターが発見されていることと、周囲に小惑星が無数にあることからいつ天体通しの衝突が起きてもおかしくないと考えています。

微小隕石の衝突が起きれば、そのケレスの温度は一気に上昇し、地下に眠っているであろう氷も含めて温水になるのでは、、と思いました!

木星より先の惑星へのサービスエリア

火星と木星の間にあるこのケレスに期待されている大量の水は、今後の基地建設時の酸素と、ロケット燃料のための水素に分解することで活用でき、もし本当にたくさんの水があれば、燃料を供給するコロニー=サービスエリアとなるのではないかと思います。水素はもちろん燃料にもなりますが、核融合を起こすこともできます。各国の宇宙開発がケレスを、資源供給地としてただ荒らすだけにならないことを祈るばかりです。


ちょーっと今回は無理やり感がありますねw 今後の探査により、もっと詳しい情報がわかることに期待したいです!

以上、ケレス探検でした!

出典1:JAXA宇宙情報センター

出典2:National Geographic


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?