ほりぐち@脳性麻痺児マッサージの専門家

千葉県松戸市で脳性麻痺児を専門の訪問マッサージほりぐち鍼灸指圧治療院です。 【国家資格】 ・柔道整復師 ・鍼灸師 ・あん摩マッサージ指圧師 【所属】 千葉県鍼灸マッサージ師会

ほりぐち@脳性麻痺児マッサージの専門家

千葉県松戸市で脳性麻痺児を専門の訪問マッサージほりぐち鍼灸指圧治療院です。 【国家資格】 ・柔道整復師 ・鍼灸師 ・あん摩マッサージ指圧師 【所属】 千葉県鍼灸マッサージ師会

最近の記事

脳性麻痺への新しい治療アプローチの可能性

今回の内容は専門的な内容になりますが、なるべく平易な言葉を使い治療家・ご家族の双方にわかりやすく書きたいと思います。 脳性麻痺特有の体質が見えてきた結論から言うと脳性麻痺児・者は、 脳や全身で慢性炎症を起こしている可能性があります。 生活の中で経験する炎症と言えば、 ・切り傷やねん挫などの部分的な炎症 ・風邪、インフルエンザなどの全身性の炎症 などですね。 通常、炎症は最大でも5日間程度です。 炎症はよく火事に例えられます。 慢性炎症とはボヤがダラダラと体内で続いている

    • 脳性麻痺児の体調管理【目的別の温めセルフケア】

      お子さんの体調管理に気を揉んでいる親御さんは多いと思います。 今回は体を温めることで体調管理が出来ますよ!という内容です。 当記事が対象として設定しているのは小学生くらいまでです。中高生や成人は温める時間を5〜10分プラスしても大丈夫だと思います。 紹介する注意点やリスクは同じです。 ご家族はお子さんやご自身の体調管理に、セラピストはご家族への提案の1つとして! 是非、御一読下さい。 まずは注意事項やリスクから把握しましょう。 アプローチする際に重要なのは「悪くしない事

      • 小児の関節可動域

        大関節+足関節の主要な運動方向について参考可動域をまとめました。 小児の関節可動域は明確な基準値が無く、成人の関節可動域を当てはめているのが現状です。 日本整形外科学会が定める標準可動域と比べると小児の関節可動域は成人と比べて大きい事がわかります。 では各関節の可動域を見て行きます。 カッコ内の数字が学会法標準値です。 ●屈曲(180°)0才〜10才頃 約170〜180° ●伸展(50°) ・0才〜2才頃 約85° ・〜9才頃 約85〜90° ・10才頃 約80° ●

        • 小児の骨・関節の特徴 ー脳性麻痺児のリスクー

          今回の記事は小児の骨・関節の特徴について。 この記事を読むと ・小児の骨、関節の特徴を理解出来る ・施術する上でのリスクがわかる 粗暴な操作でケガをさせたケースもあると聞きます。状態を良くしようとして施術しているのに悪くしたり、まして怪我をさせてしまうのは言語道断です。 安全に施術を行うのに小児の構造的特徴を知ることは重要です。 成人の骨完成された骨は網目構造の海綿質(骨端部)と硬い緻密質(骨幹部や表層)で構成されています。 スキマのある海綿質と硬い緻密質の2つの性質が

          脳性麻痺児に対するサイクリックストレッチの提案

          最初の記事はストレッチについてです。脳性麻痺をはじめとする、中枢神経疾患の方に広く使用されるアプローチです。僕も臨床でこども達にやります。 しかし、疑問が長らくありました。 「ストレッチ前後で大して変わんねぇ」 そこで、論文ベースで調べたので内容をまとめたいと思います。 ※注意※ この記事の目的は、アイデアを提供する程度の物です。効果や内容を保証するものではありません。 「ほんまでっか!?」という気持ちで見てもらえたらと思います笑 ○やり方○ ハムストリングで例えると、

          脳性麻痺児に対するサイクリックストレッチの提案

          -自己紹介-

          はじめまして堀口です! 千葉県松戸市で脳性麻痺のお子さんを専門に訪問マッサージをしています。 これからちょこちょこ気付いた事を記事にしようかと思います。 とりあえず自己紹介から! 【プロフィール】 昭和62年生まれ、池袋→大塚→新宿→北千住→松戸と移り住んで来ました。 趣味は珈琲と読書、森林浴、息子観察の陰キャです。妻と息子の3人暮らしです。 好きな珈琲豆はマンデリンとブラジルのイエローブルボンです。 【免許】 ・柔道整復師 ・鍼灸あん摩マッサージ指圧師 【開業の