けったくそ

家庭訪問は地獄の門

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最近の記事

ミカド劇場 すべてとの邂逅篇

ストリップショーをみてきた。 結論からいうと、とにかく熱量と熱量のぶつかり合う、凄まじい現場を目の当たりにした。 以下にその全てを記します。 並び〜着席まで 2023年6月某日、午前10時30分、池袋 池袋ミカド劇場が開場する時刻である。 平日の朝っぱらにも関わらず、十数人の中年のおっちゃんがすでに列をなしている。とりあえず並んどけば間違えることはないだろうと、最後尾のおっちゃんの後ろに並ぶ。 10時35分頃、定刻を少し遅れて開場が始まる。入り口はビニールの暖簾がかかっ

    • ラーメン屋のライスと帰納法

      ラーメン屋のライスは、硬い。 趣味として、いろいろなラーメン屋に行くが、例外なく硬い。 だが。 それがうまいのである。 そして、パッサパサである。 なぜか。 ラーメンが、汁物だからだ。 腕組みしたラーメン屋のおっちゃんが、パッサパサの硬いご飯を炊く理由は、これなのだ。 おっちゃん全員が、自然に、この結論に達しているのだ。 帰納法的に考えれば、「ラーメンには硬いパッサパサの白米が一番合う」のだ。 以上、ラーメン屋の米を例に、帰納法を学ぶ、のコーナーでした。な

      • シチューかけご飯の真髄

        シチューが好きだ。 木枯らしの吹く冷え切った外から、あたたかい家に帰り、おいしいシチューを飲むのが幸せの原義といわれている。 ホクホクのじゃがいも、彩を添えるにんじん、ジューシーな鶏肉、全ての具材に心がおどる。ときにはしめじなんかも入っていたりして、これまたおいしい。 ときどきネット上を騒がせる「シチューをご飯にかけるのアリかナシか問題」。 結論から述べると、「アリ」です。 濃厚なクリームシチューはご飯のおかずにもなり得る。単品で飲んでもよし、かけてよしの二刀流、攻

        • マーマレードとのたわむれ

          マーマレードを、克服した。 子どものころ、リンゴジャムやいちごジャムは好きだったのだが、マーマレードだけはどうしても好きになれなかった。 そもそも、ジャムに皮を入れるなんて正気の沙汰とは思えない。泥酔したジャム職人が「ジャムに苦い皮入れたら意外と合うんじゃね?wwwwwww俺天才wwwwwwwwドプフォwwwwwww」みたいなノリで入れたに違いない。 ジャム部分は甘いのに、皮が苦いからちぐはぐなのだ。絶妙に合わない。 先日、贈り物としてマーマレードを瓶でいただいた

        ミカド劇場 すべてとの邂逅篇

          酒と和解せよ

          平日に酒を飲んでしまった。 サントリー、角瓶、ロックである。 労働のくるしみに耐えられず、帰宅したのち、自動で純氷をグラスにいれていた。 何かしらくるしいことがあると、人は自然に酒をつくるんだな、と他人事のように感じていた。 実際、それは正しいし、あるいは間違っているのやもしれない。 ただ、正誤なんてこの際どうでもいい。酒なんて、飲んで楽しくなれば十二分に役割を果たしているのだ。楽か、悲か。酒を飲むときに求めているのはどっちかだ。 今日は、どっちも経験した。楽しく

          酒と和解せよ

          お香 de シャーマン

          昨夜、お香を焚いた。 お香って、火をつけて、燃やすといい香りがするあれです。 平安時代の貴族なんかは、お香を焚きまくってたらしいですが、現代の貧民であるおれも焚きます、お香。 焚きながら天井をながめてると、なにかの世界にトリップしそうになってくる。ちなみに危ないやつじゃないです。合法なやつ。 合法なお香でも軽くトびそうになるんだから、危ないやつなんか嗅いだら卒倒してすぐ病院送りになりそうだ。だめです、嗅いだら。 あと、自分の中のアジア魂が開花するかんじがする。大和魂

          お香 de シャーマン

          毎日ささみかつ定食生活

          松のやのささみかつ定食が、ワンコインで食べられる。 これはすごいことである。 ささみかつ定食はもともと、ロースカツ定食が花形である松のやで、隠れた名定食として脇を固めていた。でも、いつからか販売休止していた。よーし、今日もささみかつ定食を食べよう、とおもって意気揚々と店舗に行ったら、ぜんぜんみつからず、ない、ない、とひたすら券売機をいじくりまわしたことがある。そのときは結局、しょんぼりとロースかつ定食を食べた。 そんなささみかつ定食が、2022年3月30日より、再販され

          毎日ささみかつ定食生活

          鳩界のスラム街に立ち入れ

          鳩が野糞の後ストリートファイトをしていた。 鳩。 たとえば、あなたがベンチでランチを楽しもうとおもったら、ハイエナのような鳩が来襲するのを覚悟したほうがいい。だいたい、来る。 そういうところから考えると、ゆるく嫌われてるとおもわれる。そんな鳥である。 昼飯を食べていると、よく鳩が寄ってくる。 2、3羽のグループだったり、おひとりさまもくる。 昨日は、2羽だった。 何とはなしにそいつらをながめていると、あることに気づく。 歩くリズムがちがうのだ。一方はタンタンと

          鳩界のスラム街に立ち入れ

          黒歴史を作れ!

          どうも、こんばんは。 さきほど、過去の自分が投稿した記事を読んでいて、軽く吐きそうになった。 なんだこれは、純度100%の自己満足、しかも、へんに気取っているし、痛々しくて読めたもんじゃない。 おもわず、うう、とうめき声をあげてしまった。苦行である。 でも、同時に、ちょっとおもしろいな、とおもう部分もひとつまみくらいはあった。うそです。いま読み返してみたら、特におもしろくはなかった。 そんなもんです。 今、2022年4月1日のおれに、こうして文章を書く動機をくれた

          黒歴史を作れ!

          時間帯と、書くこと

          時に皆さん、いつ文章を書いていますか? 僕は夕方か夜か深夜に書いている。で、だいたい翌日の朝に推敲する。書き上げた時は良くも悪くも達成感に満ち溢れているので、フラットに推敲できない気がする。朝、自分の書いた文章を読み直すと、なんじゃこりゃと思うことが多い。細かな表現だったり、言い回しだったり、けっこう気を配って読み直す。粗を探してちょこちょこ直していくのはわりと楽しい作業だ。格闘兼ギャグ漫画『バキ』で、岩を拳で殴ってひたすら球体に近づける「打岩」という修行があるが、それに似

          時間帯と、書くこと

          死んだ「スキ」

          それ、本当のスキですか? noteを始めて5日が経った。ありがたいことに拙作にスキを頂けることがある。嬉しい。メールでスキの通知が来るたびにちょこっと心が上向く。 でも、僕のようなねじくれた人間は疑問に思ってしまうのだ。これは本当のスキなのかと。いや、もちろんスキの持つ意味なんて人それぞれ違うと思う。そしてそれでいいと思う。既読感覚でつけたっていいし、手当たり次第スキしまくって、記事の作者に自分のプロフィールを見てもらうのを狙っていたって誰に責められることもない。 しか

          死んだ「スキ」

          炬燵にて

          一発目の記事の、しかも一番最初の文言ってめちゃくちゃ大事だよね。 というわけでnote始めてみた。何を書くかはわからん。学も大してないけど考えたこととかつらつら書きつづれたらなと思う。誰か不特定多数の人に発信するというよりは、自分用の備忘録としての運用が多くなりそう。それが誰かに読まれて、感情をちょっとでも動かせたならそれはそれでよし。儲けもの。そういうスタンスでいきましょうか。