時間帯と、書くこと

時に皆さん、いつ文章を書いていますか?

僕は夕方か夜か深夜に書いている。で、だいたい翌日の朝に推敲する。書き上げた時は良くも悪くも達成感に満ち溢れているので、フラットに推敲できない気がする。朝、自分の書いた文章を読み直すと、なんじゃこりゃと思うことが多い。細かな表現だったり、言い回しだったり、けっこう気を配って読み直す。粗を探してちょこちょこ直していくのはわりと楽しい作業だ。格闘兼ギャグ漫画『バキ』で、岩を拳で殴ってひたすら球体に近づける「打岩」という修行があるが、それに似たようなものだと思う。推敲は修行なのだ。

少し話が逸れてしまった。最初に述べたように僕はわりといろんな時間帯で文章を書く。書きたいと思った時にふっと書く。その方が筆が乗る。

文章を書く、という作業は2つのフェーズに分けられると思う。考えるフェーズと出力フェーズだ。

考えるフェーズに入るときは大体夜だ。ベッドで横になりながらボケーっとしてるといろんな思考がめぐる。それをがんばって整理して、自分が何を思って、考えているのかを考える。考えまくる。

出力フェーズであるが、これはわりといつでもできる。昼でも夜でもできる。でもこの時、考えたことをいざ文章にするのが結構難しい。言い回しが適切か、これで言いたいことは伝わるのか、文がねじれていないか、気をつけることは多岐に渡る。

ふと思ったが、朝に文章を書いてみたい。面白そう。寝ぼけてカスみたいな文章が出来上がりそうである。


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