ポルトガルの思い出がギュッと詰まったビールが完成! 「世界の食文化」が大好きな旅する会社員が込めた思いとは
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

ポルトガルの思い出がギュッと詰まったビールが完成! 「世界の食文化」が大好きな旅する会社員が込めた思いとは

HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)

今回発売されるビールは、世界の食文化に触れる旅が大好きな東京都在住の会社員、スエヒロさんが企画した「リスボンの坂道」。

ポルトガルの首都・リスボンへ行ったときの体験をもとにつくられたビールは、スエヒロさんが現地で感じた“旅気分”が味わえます。

写真1

(※本商品は、通常のビールと同様に麦芽比率50%以上の商品ですが、原料の一部にチェリーなどを使用しているため、日本の酒税法上は発泡酒に区分されます)

現地で親しまれている、さくらんぼリキュール「ジンジャ」(Ginja)(※)をヒントにつくられたビールは、フルーティーな甘酸っぱさと芳醇な香りが特徴。

(※)サワーチェリーと砂糖をアルコールに漬け込んで作る、ポルトガルのローカルリキュール。アルコール度数は20%前後。親しみを込めた愛称として「ジンジーニャ」(Ginjinha)とも呼ばれる。

写真2

取材場所は、ポルトガルのワインや食材を輸入・販売している、メルカード・ポルトガル鎌倉大町店。まずはメルカード・ポルトガル運営者の毛利宏乃さんと共に乾杯!

写真3

「甘みがあり、ふんわりと感じるさくらんぼの香りが心地いい!」「デザートのように楽しめるおいしいビール」などの声が飛び交います。「リスボンの坂道」を楽しみながら、スエヒロさんが食文化を好きになったきっかけから、ビールに込めた思いなどを伺いました。

“食”を通して“文化”が見える面白さを知った子ども時代

子どもの頃から食いしん坊で「食に執着があった」と笑うスエヒロさん。食に興味を持つようになったきっかけは絵本だったといいます。

「桃を使ったフルコースが出てくる絵本があったんです。『これってどんな味なんだろう』『料理っていろいろなバリエーションがあるんだな』とワクワクしていたことを覚えています。

日本だけではなく海外の絵本も読んでいたので、作品に登場する食べ物やレシピには、その土地に根付いたものが当たり前に出てくる。国によって食べ物や調理方法が違うことが面白く、食に興味を持つきっかけになりました」(スエヒロさん、以下同)

「食」を知っていくにつれ、自然とその国の「文化」も好きになったそう。

「食べ物や料理には全て理由があるんです。例えばポルトガルの場合、私は黄色いスイーツが多い印象がありました。これは、修道院の僧服やシーツの糊付けに卵白が使用されていて、余った卵黄を消費するべく、カステラやエッグタルトなど卵をたっぷりと使ったスイーツが多くなったと言われています。

何気なく食べているものでも、調べていくとなぜその土地で名物になったのか、理由や背景が見えてくるんです。歴史的な交易があったり、土地の影響で収穫ができなかったり。こういった裏情報を調べていくうちに、次第に日本のみならず世界の『食文化』自体が好きになっていきましたね」

大学生になってからは、アルバイトをして自分のお金でさまざまな国へ旅をするようになったスエヒロさん。これまで中国、韓国、タイなどのアジアから、アメリカ、フランス、イタリア、スペイン、チェコ、フィンランド、ポルトガル……など何十ヶ国も訪れています。社会人になってからも旅は続け、コロナ禍前の2019年頃までは年3〜4回海外旅行をするほどに!

「『あれが食べたい』『この土地に行ったらこんなものが食べられるんじゃないか』という『食』への思いを第一に旅をしています(笑)。こういう趣味って実益があるわけではないですが、新しい知識や経験が増えるたびに、これまで培ってきた知識と繋がり、点と点が線になっていく感覚があって楽しいんです。人生を豊かにしてくれているなと感じます」

不思議なパワーを持つ「ジンジャ」と出会った、ポルトガルの思い出

そんな世界の食文化好きのスエヒロさんが、HOPPIN’ GARAGEの企画に応募したきっかけは?

「応募のきっかけはそこまで大した理由ではないんです(笑)。2019年9月に恵比寿で開催されたビール祭りに参加したのがきっかけでした。イベントの最後にオリジナルビールを募集する企画があり『ビールを飲んでいい気分だし、せっかくだから書いてみよう』と思い応募してみたんです。

採用されたい! とは全く考えておらず、『やっぱりビールを外で飲むっておいしいなあ、楽しいなあ』くらいの気持ちでスマホから応募しました。結果的に、自分のアイデアが採用されたときはかなり驚きましたね(笑)」

これまで数々の国へ訪れていますが、なぜポルトガルでの体験が応募のきっかけになったのでしょうか。

「ちょうどポルトガルに行ってすぐのタイミングで、当時の私にとって一番新鮮な思い出だったからです。

ポルトガルの雰囲気がとても好きになったんですよね。おひさまの光がポカポカと心地よく、穏やかな気候のなか、現地の人たちとコミュニケーションのきっかけとしてビールを飲んだり食事をしたりするのが楽しくて。

街のあちこちに『人生を楽もう!』という雰囲気で、お酒を飲みながら楽しんでいる人たちがいたのを覚えています。

あとは、リスボンの坂をハアハア言いながら登って、振り返ったときに見下ろした街並み、爽やかな風、疲労感(笑)……など、体験を言葉にするのは難しいですが、あのとき見た景色や私が体験したポルトガルの良さをみなさんに共有したいと思いました」

リスボン1企画の題材となった「リスボンの坂道」のひとつ

リスボン2リスボンの街並み。旅の気持ちのおすそわけ

「リスボンの坂道」は、ポルトガルのローカルリキュール「ジンジャ」から着想を得てつくられています。

「ジンジャはガイドブックに載っていたので知っていたものの、気にも止めていませんでした。ただ、現地に行ったら昼間から街中で飲んでいる人がたくさんいて。

『あのお酒はなんだろう?』と思い、お店でボトルが売られていたので買ってみたんです。ホテルで飲んでみたらとてもおいしくて……! それがジンジャとの出会いです」

ジンジャのどんなところに惹かれて、ビールにしようと思ったのでしょうか?

写真4

「『とにかく元気になる味』なところです! いわゆる『きつけ』として飲まれるお酒は、寒い国で飲むウイスキーのようにアルコール度数が高いものが多いと思います。ジンジャはアルコール度数が高いけど、甘くて濃厚な味わい。一口クッと飲んでみると、パッと目が開くような元気をもらえるんです。

ジンジャを飲むことで、『もうちょっと頑張ってみようかな』と背中を押してもらえる感じがしたんですよね。そこで、『ポルトガル人が平日の昼間からでも飲んでいる気持ちが分かるな』と感じて。不思議なパワーとおいしさに惹かれ、ビールにできないかと考えました」

ジンジャの魅力を生かすビールが完成!

ポルトガルの雰囲気、ジンジャとの出会い……スエヒロさんの思い出をギュッと詰め込んだ『リスボンの坂道』。どんなところに思いを込めましたか?

「ジンジャの魅力である『強さ』『濃さ』は失わないようにブリュワーの成瀬さんにお願いしました。ビールの軽やかな味わいと合わさったときに、どんなものになるのか想像できませんでしたが、成瀬さんにイメージを伝えて、期待以上のものを作っていただきました。

ジンジャならではのさくらんぼの甘酸っぱさをベースに、シナモン、クローブ、アニスといったスパイスの香りを加えて仕上げていただきました。甘くて、さくらんぼの風味を強く感じられる、ビールカクテルのような飲みやすさが特徴です。文句なしのおいしいビールに仕上がり大満足です!

また、パッケージのデザインも『アズレージョ』と呼ばれるポルトガルの伝統的な装飾用タイルをモチーフに表現していただきました。見た目からも楽しんでもらえたら嬉しいです」

写真5

一緒に乾杯した毛利さんも「疲れが吹き飛ぶ一杯」だと感想を述べます。

「ロゼワインをイメージするような色の綺麗さと、ジンジャならではのトロッと甘い味わいが魅力です。たくさんの方に飲んでいただきたいですね。ビールとジンジャという、アルコール同士を組み合わせる発想はなかったので驚きましたが、間違いないおいしさです!」

「リスボンの坂道」を飲んで、旅気分を味わってほしい

「リスボンの坂道」をどんなシチュエーションで飲んでほしいか尋ねてみると、「日中や夕暮れ時、パーティーなどのスターターとして飲んでいただけたら!」との言葉をいただきました。加えて、「元気を出したい人にもおすすめ」とスエヒロさん。

「私は、お酒にしろ食事にしろ、『食』というのは何かいいことがあったときや楽しい気分になるときのきっかけとして、楽しみたいと考えています。

私はジンジャを『よし、もうちょっと頑張ってみるか!』とポジティブなパワーを感じながら飲みたいと思っているので、『リスボンの坂道』にもそんな思いを込めました。

『リスボンの坂道』は、『旅の気持ちのおすそわけ』なんです。今のご時世なかなか旅行には行けませんが、『このビールを飲んで一緒にポルトガル旅行気分に浸ろうよ』と言いたいです。『リスボンの坂道』で楽しく、心地いい時間を過ごしてもらえたら嬉しいです」

ポルトガル・リスボンの写真提供:スエヒロさん

****

2018年10月に始まった『HOPPIN’ GARAGE』。

HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)は、「できたらいいな。を、つくろう」を合言葉に、人生ストーリーをもとにしたビールづくりをはじめ、絵本やゲームやラジオなど、これまでの発想に捉われない「新しいビールの楽しみ方」を続々とお届けします。



HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)
「できたらいいな。を、つくろう」を合言葉に、魅力的な人々の人生ストーリーをもとにしたビールづくりをはじめ、絵本やゲーム、ラジオにイベントなど、これまでの発想に捉われない「新しいビールの楽しみ方」を続々とお届けします。