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転職活動サイドストーリー     「所属企業に退職を伝えるということ」

こんにちは。hopiです。

今回もサイドストーリーとして、
所属企業に退職を伝えた時のことを切り取ってみました。

これもこれで私は、とても思う部分のあった出来事でしたので。

それでは、どうぞ。

正直これが一番辛いかも

転職活動は、転職先を決めてしまったら終了、
ということではありません。

所属企業から退職することになりますので、
そのために手順を踏まなければなりません。

その最初のステップが、
所属企業に退職意向を伝えるということです。

転職する決断をした後に、エージェントさんからは、
「早く所属企業さんには退職する旨を報告してください。」と言われます。
割と機械的に言われます笑

それはそうです。
所属企業さんもその後の体制を整えるためにも、
かつ、次にお世話になる企業さんにも正確な入社可能タイミングを
確定する必要がありますので、
早めにお伝えすることに越したことはありません。

ですが、サラっと伝えられるような、そう簡単なことではありません。
この所属企業に退職を伝えることは、正直めっちゃしんどいです。
私にとっては、転職活動の中で、一番辛かったかもしれません。

転職を決断したところで、ピークを越えたと思っていた私は、
「まさか、こんなところにラスボスがいたのか?」と思いましたね笑

では、「何がそんなに辛いの?」ですが、
私が抱えていた恐怖は以下の通りです。

  • この退職意向をお伝えすることにより、
    もう本当にこの会社とはサヨナラしなければならないですし、
    後戻りできないということ。
    1社経験で15年間お世話になった会社で、私にとって、
    家族のような存在でもありましたから。

  • 退職意向を伝えたときに、
    どんな反応が来るのか、やっぱりネガティブな反応を想像してしまいます。所属している組織の置かれている立場は分かっていたので。
    例えば、「どんだけ組織にとって影響が大きいか、それを考えているのか?」、見切られてあっさりと「はい、じゃあ辞めてください。」等


まぁ、こんなことを考えながら、頭はぐるぐるとしていました。
このことで頭がいっぱいになり、他のことに集中できない状態が続きました笑

最終的に、
「こんな状況はもう耐えられない!早く全てを吐いて楽になりたい!」と
思って、転職意向を直属の上司にお伝えするわけです。

伝えたのは、どこかの金曜日の夕方です。
なぜ金曜日の夕方なのか?

それは、金曜日の夕方であれば、
もうその週のお仕事は終了に近づいているタイミングで、
皆お疲れですし、そこから「あーだこーだ」の議論にはなりづらいです。
また、土日を挟むわけですから、上司もその土日で冷静になれて、
月曜日を迎えられるわけです。

これだけ感情的になっていた私ですが、
こういうところは戦略的に行っています。こういうの大事です。

(何かの記事で見たものを参考にしました。)


上司の反応はどうだった?

私は、順を追って、
直属の上司→統括している上司に直接お伝えしまして、
その時の反応ですが、こんな感じでした。


① 直属の上司

・そっか良かったね!
・ただし、この2点は伝えておく。
 ちゃんとその次行く会社と握れてるのか?絶対にショートはするな。
 退職宣言しておきながら、結局次の会社には入れなかったら最悪だ。
 まだ確認できていないなら、一旦この話はここで留めておく。
 あと、福利厚生は最大限に享受して辞めること。
・その後の組織のことは心配しなくていい。


そして、既に次の会社と握れていることをお伝えして、
直属の上司から、統括している上司に一報してもらい、
統括上司と話すことになります。 


② 統括している上司

・聞いたよ。ネガティブな理由で辞めるのであれば本当にごめんね。
 でも、hopiのことだから、ポジティブな理由で辞めるんだよね。
 月曜日に詳しく話を聞かせてね。

そして、月曜日に1時間掛けて私が感じていたことや思っていること、
決断したことをお伝えすると、
全部理解してくれて、
「そういう決断ができることが羨ましい。全力で応援するよ!」と。


ということで、私の悩みは完全に杞憂でした。


組織が問題を抱えている時に、私が抜けてしまうことは、
びっくりしたでしょうし、想定外でしたでしょうし、
その後のことでまた新たな悩みを抱えさせてしまったと思います。

ですが、
それが、このように前向きにポジティブに送り出してくれるわけですTT

私は、人間の本性は、こういった修羅場の時に出ると思っています。
だから尚更、めっちゃ尊敬できる上司だなと思いました。

この上司の方々と一緒にいれて本当に良かったなと思うと同時に、
こういう上司でありたいなと思いました。



ここまで読んで頂きありがとうございます^^

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