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【コラム】転職市場を例えるなら

こんにちは。hopiです。

コラム書かせて頂きます。

私は転職活動をするなかで、
この転職市場のルールを、自分なりに解釈をしてきました。

その私が解釈した体系的なものを、
今回、できる限り分かりやすく表現させて頂こうと思います。

これが一番書きたかったことかもしれません笑

一般的な選考ステップと突破率

まずは、一般的な転職の選考ステップを見てみましょう。

① 選考ステップ

 書類選考 
    ↓
 1次面接 
    ↓
 2次面接
    ↓
(3次面接)
    ↓
 最終面接
    ↓
  内定


皆さん、概ねこのような認識かと思います。

それでは、各ステップの突破率を入れてみましょう。
私の転職活動の経験と知識から、ざっくりと算出したものですので、
多少ブレはあると思います。
例えば、
書類選考の通過率は、前職と業界も職種も同じであれば、
もっと上がるでしょうが、私のように異なる業界や職種に申請すると、
こんな感じになるではと思います。

あとは、適性試験等もあるかもしれませんが、今回は省きます。

② 各ステップの突破率

 書類選考    
    ↓   10~20%
 1次面接 
    ↓           20%
 2次面接
    ↓           20%
(3次面接)
    ↓           20%
 最終面接
    ↓          30~50%
  内定


これを見て何かに気付きませんか?
私はここで、ある市場との共通点に気付いたのです。

あれ、マッチングアプリに似てない?と笑。


転職市場は、マッチングアプリのようなものだ

私が何を言いたいのか、
まだ分からない方もいると思いますので、
先ほどの「各ステップの突破率」に照らし合わせてみましょう。

③ 各ステップの突破率とマッチングアプリの類似性

 書類選考    ≒    イイねを送る       

    ↓   10~20%(プロフィールを確認し、マッチングする確率)

 1次面接      ≒   メッセージのやり取り

         ↓            20% (話が合って、初デートできる確率)

    2次面接   ≒   初デート

    ↓            20% (2回目のデートができる確率) 

(3次面接)  ≒   2回目のデート

    ↓            20% (3回目のデートができる確率)

 最終面接    ≒   3回目のデートと告白

    ↓          30~50%(告白OKもらえる確率)

  内定    ≒   付き合う


皆さんのなかで、私に対して、
「ここまでマッチングアプリを語っているということは、
あなたはもしや、マッチングアプリ経験者なのか?」と
思った人もいるかもしれない。
その点は皆さんのご想像にお任せしたい。

「転職市場≒マッチングアプリ」から、
何が言えるのか?

「またまた、ふざけたこと言っちゃって~」と
思われてる方もいると思いますが、
私はこの異質な二つの市場の類似性に気付いたことで、
転職活動時に多いに役に立ちました。


その点をいくつか挙げさせて頂ければと思います。
(私の認識するマッチングアプリのルールや傾向を元に書きます。
性別による違いは発生しないと考えてください。)

  • 選考に落ちるということは、普通である
    マッチングアプリでは、「イイね」送ったところで、
    マッチングできる確率は少ない。
    仮にマッチングできたとしても、メッセージのやり取りを丁寧に行って、やっとの思いで初デートをしたとしても、
    そこから発展せずに終わるケースが大半である。

    ということは、「内定≒付き合う」確率を少しでも上げるためには、
     N数である「書類選考≒イイねを送る」をできる限り増した方が、
    良いということになる。

    また、最初にどんなに好印象であっても、
    会ってコミュニケーション(≒面接)をしてみないと、
    自分と合うかどうかなんて分からないものである。

    想像だけが膨らんでしまい、想像と全く違ったなんてこともある。

  • 求められているものが違えば上手くいかない
    どんなに優秀な、スペックが高い人材であろうとも、
    相手(企業)から求められているものと違えば、頑張っても、そう簡単ではない。
    それだけでなく、相性やタイミングも大きく影響を受ける。


    例えば、企業に同じような人材が既にいるのであれば、
    どんなに優秀でも、同じような人材が必要とされる可能性は少ない。
    → 私は、丁度同じ業界の方を採用したばかりでという理由で、
      落とされた案件がありました。
      (私は優秀ではありませんが、分かりやすく説明するためです笑)

  • 企業の採用活動は気まぐれである
    人の心なんて気まぐれです。
    その時の気分でマッチング率は変わりますし、
    マッチングしたにも関わらず、まったくメッセージの返信が来ずに終わることもあります。最初にイイねした側の人間が、全く反応しないということもあります。
    その時の、健康状態や心の余裕度、環境によって、心変わりは普通に起きるということです。

    私のケースでいうと、1次面接終了後にその場で面接官の方から、
    「ぜひ2次面接へ進んでください。次のスケジュールどうしますか?」と言われたのにも関わらず、翌日に「やっぱり採用見送りとさせてください」と連絡が来たことがありました。

    企業は、人の集合体です。
    ということは、企業の方針や考え方は、その時の状況によって、
    気まぐれに変化するということです。


この類似性を認識してから、
私は転職活動に対する心構えが、とても楽になりました。

ただしですよ、何度も言いますが、
選考に落ちたら(≒フラれたら)、めっちゃ凹むことに変わりはありません!笑



結論、何が言いたいのか?

何かの課題に対して、
こうやって似たようなケースやルールに当てはめてみると、
思わぬヒントやアイディアが生まれる可能性があるということです。

冒頭でも申し上げていますが、
私は、ただ分かりやすく表現したかっただけで、
別にマッチングアプリでなくても、
例えば、不動産市場でも同じような法則、ルールが働いていると思います。

(これで私がマッチングアプリのことを話したいわけではないことは、
証明されたと信じています。)

とはいえ、
異なるものに対して、類似性を見つけることはそんなに簡単ではありません。
普段から、具体と抽象を行き来させるような習慣や訓練をする必要があると思っています。

この、具体と抽象の考え方が、めっちゃ上手いな~と思うのが、
お笑い芸人さんです。
「例え突っ込み」なんかは、どこからそんな表現が出てくるの?と
思うことがよくあります。
千鳥さんの例え突っ込みとかは、めっちゃ面白いですよね笑
すべっても、懲りずに何回もやることで、上手くなっていくんじゃないかなと。

習慣と訓練の賜物だと思います。


今回はここまでです。
読んで頂きありがとうございます^^

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