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それぞれの夢とマネジメント力

今日は、来週から仕事復帰するために、産業医との面談がありました。

本来なら会社で行うところ、産業医の先生が今週は忙しいとのことで、私が病院まで行かなくてはならず、車で片道40分ほどかけて行ってきました。

疲れた…。

ひとまず、仕事は、主治医の判断通り、重いものなど持たないようにして、復帰可能とのこと。

なのに、車の運転は控えるように言われました。

え?会社まで10分もかからないのに⁉️
今日は、40分もかけて運転して来たのに⁉️

軽く反論したのですが、あえなく却下。
右手の握力が衰えていて、右手は添えるだけの運転と伝えたことが悪かった…💧
片手運転は不安定で危険だから、同じ会社に勤めていることだし、ダンナさんの車で出勤するようにと言われてしまった…💧
それも最初は1ヶ月と言われて、それはいくらなんでも…と、2週間にしてもらった。

はぁ…。
色々考えたら面倒くさくなってきた。
帰り道は、気分が晴れず、モヤモヤしながら帰ってきた。
しかも行く先々で道路の工事をしていて、遠回りさせられたり、道を間違えたりして、さらに疲れてしまった。


午後は息子が部活があり、いい時間帯の電車がないため、私が送って行くことにしていた。

こちらも片道30分ほど。
こちらもまた道路工事多発。
もう‼️そういえばこの時期って、工事が多いんだった。

2日連続で、長い時間の運転、右手は添えるだけだったから、疲れた〜😩

で、息子を送って行った後、帰り道CDショップへ。
ようやくキンプリのシングル『Life goes on / We are young』を初回AタイプとBタイプ2枚買って来た。
DVD付き。
しかも特典もあった。
良かった。

帰り道は、それを聞いて癒されようと思ったけど、聞いてたら切なくて泣けてきた…🥹



昨日、アメトーーク!を観ていたら、栗山監督と大谷翔平選手のことをやっていた。

私は野球に詳しくないので、間違った情報もあるかもしれないけど、昨日のアメトークを見て思ったことを書きたいと思う。

大谷翔平選手は、高校生の頃からメディアに取り上げられるくらい凄かったと記憶している。
野球に詳しくない私が知っているくらいだから。

高校卒業後は、メジャーリーグへ行きたいと表明していた(たぶん)。

そこへ、当時日ハムの栗山監督は、大谷選手をドラフト指名した。
その時色んな人から「なんでそんなことをするのか」という非難や批判などもあったようだ。

しかし、栗山監督は、大谷選手のメジャーリーグ行きと二刀流という夢も含んだプランを立てて、大谷選手を口説き落とした。


🏀🏀🏀🏀🏀🏀🏀🏀🏀🏀

私は『スラムダンク』の安西先生を思い出した。

スラムダンク単行本22巻#189バスケットの国だ。
安西先生のかつての教え子、谷沢くんが憧れのアメリカへ行った話。


基礎的な練習やチームプレイを重視する安西先生のやり方に不満を持っていた谷沢くん。
当時、白髪鬼との異名を持つほどスパルタ指導をする安西先生のやり方にも嫌気がさし、本場アメリカへの夢が膨らんでいく。
そして実力を試したくなり、ある日何も告げずにアメリカへ留学をする。


1年後、谷沢くんの試合が収録されているビデオテープが安西先生の元に届く。

そこで目にしたものは、まるで成長していない谷沢くんの姿。
基礎も出来ていない、チームとのコミュニケーションも取れていない谷沢くん。


安西先生は、大学生の谷沢くんを日本一の選手に育て上げるつもりでいた。
安西先生が特に谷沢くんに厳しく指導していたのは、まだまだ谷沢くんは素材で、環境次第で白くも黒くもなるから、基礎的なことをみっちり教え、才能を開花させようとしていたからだ。

谷沢くんは、渡米から5年後、不慮の事故で亡くなった。

このこともあり、安西先生は、流川くんがアメリカへ行きたいと言った時に反対した。
そして「とりあえず、日本一の高校生になりなさい」と伝えた。

🏀🏀🏀🏀🏀🏀🏀🏀🏀🏀

栗山監督もこんな思いがあったんじゃないかと私は思った。

大谷選手に対し、メジャーに行く前に、とりあえず日本一のプロ野球選手になりなさいと。

大谷選手がメジャーリーグで活躍出来るように、基礎やコミュニケーションの取り方、プロとしてのあり方などを教えたのではないかと思った。

私が栗山監督の素晴らしいと思うところは、大谷選手の夢、やりたいことに沿ったやり方を第一に考えて導いているところだ。

大谷選手を前代未聞の二刀流選手にも育て上げた。
色んな人からムリだと反対されながらも大谷選手を守って、育ててくれた。

そして、自分のところで育て上げた大谷選手を時期が来たら、約束通りメジャーに送り出している。

もしかしたら、大谷選手は、高校卒業後すぐにメジャーリーグに行っていたら、ここまで活躍出来なかったかもしれない。
日本で身体づくりもしながら、プロ野球選手として場数を踏み、メジャーでも珍しい二刀流で活動出来る選手に育て上げた。


野球に詳しくない私のイメージは、日本で活躍していたプロ野球選手は、どんどん実力を上げていくと、メジャーリーグに取られてしまう、そんな印象があった。
せっかく大金を支払って獲得して育て上げた選手を海外に渡していいの?とも思っていた。

だけど、栗山監督を通じてその概念が私からなくなった。

その選手の夢はその選手のものだ。

自分のチームが優勝するために選手を取り、育てているんじゃない。
日本の野球界がどうとか、そういうことじゃない。
選手の夢が1番で、その夢を叶えてあげるために、指導している。

選手ファーストの考え方だ。

昨日のアメトークを見て、栗山監督の考え方、育て方、ビジョンの持ち方、マネジメント力の凄さを感じた。

そして、キンプリにもこのような優秀なマネジメント力のある方がいてくれたなら…と、キンプリのことを考えた。

ここからは、私の妄想も含まれますので、不快に思われる方はそっと閉じていただけたらと思います。


👑👑👑👑👑👑👑👑👑👑

キンプリメンバーは、ジャニーさんから
「YOUたちは世界を目指すんだよ」と言われて、世界進出を目指していたグループだった。

その夢と約束のためにいっぱいいっぱい頑張ってきた。

特に、平野紫耀くん。
王道のアイドルと言われ、自分の意向と違うことも頑張ってやってきた。
全ては世界進出というジャニーさんとの約束のため。

王道のアイドルとは違う武器を手に入れたいと、キンプリのイメージとは違う曲を提案してきた。その時も反対する大人たちと戦ってきた。
曲もダンスも自分たちで色々考えて行動してきた。

若いアイドルグループなのに、ちゃんとセルフマネジメントをしてきたグループだ。

コロナ禍に入り、思うような活動が出来なくなったり、悶々と今後のことについて考える中で、海外進出を目指す方向性など、仕事面でメンバー内でも温度差が出てきたんじゃないかと思う。

それは、会社側からの方針も含めて。

アイドルは、色んな仕事をしなくていけない。

今年5周年を迎えるキンプリにとって、何をすることがいいのかもたくさん話し合ったと思う。

ドラマや映画、舞台、バラエティ、歌番組に、コンサート。
それらの仕事は、半年前、1年前から決められている。
グループとしても個人としてもどんどんオファーが来ていたと思う。

海外に行きたいとずっと言ってきたのに、国内の仕事が増えていく現状。
その中で海外で挑戦するというのは、難しくなってくる。

海外へ行くことも可能になってきたこの時期に、なかなか進まない海外進出への話に、年長組は焦りを感じてもいたと思う。
国内の仕事ばかり増やす会社に不信感を持つようになったかもしれない。


岸くんと紫耀くんは、若いとはいえ、今行かないと年齢的に、世界進出はムリだと判断したんだと思う。
さらに、紫耀くんは膝や身体のあちこちに爆弾を抱えている。
海外進出は、もう少し後…もう少し待って…と言われたのかもしれないけど、年齢と体力面、ケガのことなどを考えて、もうムリだと判断したのかな。
夢は叶わないと思ったのかもしれない。

ムリだと思って辞めるのなら悲しいな…。

辞めたらやりたいことがやれるのであれば全力で応援したい。

海人くんと廉くんは、ドラマなど国内の仕事の面白さも感じ始めていたんだと思う。
冠番組を持つことやライブをすることにも夢を持っていた。
海外進出も夢としてはあったけど、今決まっている仕事をキャンセルしてまで行くほどの情熱は「今」なかったんだと思う。

何が正解なんてわかんないけど、ここで彼らの夢をきちんとマネジメントする人がいてくれたらな…と、すっごく思った。

一体何が正解だなんて 誰もわからない
でも俯いてちゃ気づけないね 
煌めく blue sky

Life goes onより歌詞抜粋


ちゃんと彼らに寄り添い、彼らの意思、意見を元に、グループとして、個人としてどうしていくのがいいのか、ちゃんと話し合ってマネジメントされていたら、こんな結末にならなかったんじゃないかとも思ってしまう。

だって、4周年の時のメンバーの気持ちを聞くと、ずっと続けたい想いでいっぱいなのが伝わってくるから。
5周年、10周年…と続けていく…このメンバーでずっと続けていく、そんな想いがいっぱいに感じられた。
そんな彼らがなぜ辞めなきゃならなくなったのか…。
考えるとやっぱり苦しくなる…。


キンプリを今の形で存続しながら、それぞれの夢を叶える方法を見つけてあげられる人がいてくれたなら…。

今さらだけど、そう願ってしまう。

キンプリメンバーでわちゃわちゃしてる姿は、本当に愛おしい。
すごく仲が良くて楽しそうで、こちらまで笑顔になりしあわせな気分にさせてくれる。

だから、そのわちゃわちゃが今後見れないなんて…と嘆く人は多い。
私もその1人でもある。

だけど、それらは、彼らの本来望んでいるありたい姿ではない。
少なくとも年長組3人にとっては。

世界進出という大きな夢があってこそのわちゃわちゃなんだ。

「キンプリのファンで良かったと胸を張って言えるくらいカッコいい僕らでいること」を指針として、ティアラ(キンプリファンの名称)をしあわせな気持ちにさせてくれる。

夢を持って、そこに全力で向かっていってこそ、ありたい姿であり、自分たちの理想とする、かっこいいキンプリだったんだと思う。

目標を見失ってしまったら、もうここにはいられないんだ。

キンプリを守ると言ってくれた海人くんと廉くんもキンプリを大きくしようと頑張ってくれた紫耀くんと岸くんと神宮寺くんもみんな間違っていないと思う。

セルフマネジメントができる人たちの側に、素晴らしいマネジメント力を持った方が近くにいてくれたら…、味方がいてくれたら…と考えてしまって、悔やまれる。


どうしても脱退を考え直して欲しい、辞めるのをやめてほしいと、何度も何度も考えてしまう。

だけど、1番の願いは彼らそれぞれがしあわせであること。

本当にやりたいことをやって、しあわせでいて欲しい。

夢破れてとか、諦めてとかで辞めるんじゃなくて、新たな夢のため、しあわせのために進む道であって欲しいな…。

迷う時は険しい道へ
今日よりも若い日はこないから
街を染め 陽が昇る
We are young
選んだ道がきっと
君の背中を押すよ

We are youngより歌詞抜粋


栗山監督と大谷選手のことからこんなことを考えてしまいました。

長々と書いてしまいすみません💦
脱退のことを考えると、ぐるぐるぐるぐる思考になってしまい、ついつい長くなってしまいます…。
すみません。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

しあわせをありがとうございます💖
私もマネジメント力欲しい❣️

うちなる平和を💕
シュカポン🐼

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