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骨折37日目〜俺の家の話の話〜

骨折生活37日目だ。

ギブスが取れて2日目。
まだ手首は痛く、指の根本も動きが悪い。
ギューっとしっかりと握ることが出来ない。

今までギブスで覆われていた部分は、ガサガサと垢だらけ。
保湿をしているけど、まだ汚い。

どちらもゆっくりとほぐして保湿していきましょう。


さて本日は、テレビドラマの話。
今期やっているものじゃなくて、2021年の今の時期にやっていたドラマ。
『俺の家の話』を書きたいと思います。

え?今さらなんで?って感じなんですけど、2月からNetflixで配信されて、改めて観ました。
最終回は、明日に取っておきます。
が、本日この記事を書きたいと思います。

このドラマ、ホントに好きで、リアタイでの最終回は大号泣しながら
「やられた〜😭」
「こんな伏線回収あるんかーい‼️」
「あー、そうだ。そういえば荒川良々さんが『伏線ちゃんと回収した?ちゃんと回収して』って言ってたもんなぁ。あれってこのことかぁ」と思ったもんです。

私はいつもネタバレしちゃうのですが、このドラマは、ネタバレせずに書きたいと思います。

もう2年も前のドラマだからネタバレしてもいいのかもしれないけど、もし、その当時観ていなくて、今『俺の家の話』が観られる環境にいる方がいらっしゃったら、1人でもネタバレのない状態で観て欲しいから。
だから肝心のところは書きませんよ。

観たことある方は「あぁ、あのことかぁ…」なんて思いながら読んでいただけると嬉しいです🥰

私は、最終回、違和感を感じながらもそれはスルーして観ました。
違和感というか、なんかあれ?って思ったんですよね。
いつもならそこに気づき食いつくのに、その時は華麗にスルーした。

だけど、その時華麗にスルーした私、良かった。
スルーしたからこそ得られたものがあった。

色々あれ?あれ?と考えずにドラマに集中して見ることが出来たから色んな場面、セリフが胸に響いてきたし。


私のこの記事を読み、もし「暇だし、観てみてもいいかなぁ」と思ってくださった方がいらっしゃいましたら、それは嬉しいですし、ぜひとも観ていただきたいのです‼️

最終回の違和感とか、伏線とか書いてる時点でアウトですかね?

すみません💦

けど、結果がわかっていても感動しますし、笑えるし、なかなか考えさせられるドラマなので、良かったら観て欲しいです。

しかし、ホントクドカンは天才‼️

あのドラマの中には色んな話が詰まっていて、それを面白おかしく、そして真面目に一生懸命ふざけて泣かせてくれる。

あんなに大笑いして大泣きしたドラマは他にないんじゃないか?と思うくらい、素晴らしいドラマだった。

家の相続問題、後継問題、家族のわだかまり、介護問題、痴呆症のこと、自分の求めることと周りから求められること、学習障害の子、その他色々。

長男だからとか、末っ子だからとか、女の子だからとか、血の繋がりがないからとか、そういう肩書きで「そういうもんだから」と言われてきて納得出来ていなかったこととか。

家族それぞれに色々抱えている。抱えてきた。

私は介護に携わってないけど、観ていると「親子だから出来ない」「親子だから辛い」という部分が出てきたりして、理想と現実の狭間で苦しむ姿にもギュッとさせられました。

介護してて、うまくいかずに、だんだんお互いに辛くなって、当たってしまったりとか。

介護のこととか、相続のこととか、色々詰まったドラマで、たっくさん言いたいこと、伝えたいことがあって、その全てが凄いから、その全てについて書きたいけど、今回は、このドラマの核となる部分はここかな?と思うところを書きたいと思います。

長瀬演じる観山寿一は、小さい頃からお父さんに褒められたことがなかった。

一度、能の世界から飛び出してプロレスの道へ進み、ずっと帰って来なかった寿一。

倒れたことを知り、そこから家に戻り、介護をして、今までの隙間を埋めるように、どんどん父親の寿三郎との関係を良くしていくんだけど、その褒められなかったという1部のピースだけ埋まらない。

どんなにお風呂に入れてくれるのは寿一がいいと言われてもいただきますの掛け声は寿一が1番だと言われてもその隙間は埋まらない。

お父さんに褒められたい。
お父さんに認めてもらいたい。

ここなんだろうなって思った。


noteを読んでいてもたくさんの方が親との関係性に苦しんできたり、大人になってもなかなか抜け出せない方や大人になってようやく抜け出した方などがいらっしゃる。

子どもの時に、欲しかった愛の形をもらえない場合、自分は愛されていないんじゃないかと感じてしまう。
欲しかった言葉。
欲しかったハグ。
欲しかった視線。

満たされない想いがどんどん膨らんで、どんどん自分の人生をこじらせてしまう。

そのこじらせ方は、夫婦の問題、自分の子どもとの問題、職場での問題、色んなところに現れる。

うまくいかないというサインによって気づかされて遠回りしてたどり着く。

自分の親との関係だと。

そこに決着をつけた時、やっと解放される。

その決着の付け方は人それぞれだ。

直接親に伝える場合もあるし、自分で自分を癒す場合もある。

自分で自分のことを癒せた時にやっと解放されて色んなことが動き出すんだ。

noteにはみなさんそれぞれの
『俺の(私の)家の話』を書いてくださっている。
そこにはたくさんのドラマがある。

事実は小説よりも奇なりだ。


『俺の家の話』も色々な問題があったり、色々泣いたり笑ったり怒ったりがあるけど、結局はそこの落とし前がついて、やっと解放されたんだろうなと思う。
親も子も。


なぜなら、
「そういうもんだから」


あー‼️けどやっぱりこれだけじゃ言い足りない‼️

6話‼️6話の潤 沢(潤と沢の間には半角スペースが空いているというこだわりが🤣)
この潤 沢メンバーの阿部サダヲさんがいいのよ‼️
こういう人いそうって思うし、なんだかわからないけど、ツヤや色気があって、スーパー銭湯で会ったら追っかけしちゃうかもと思わせる何かがあるの🤣
それが凄い😆

で、この回は、長瀬も少しだけ歌うの。
もうこの時には、TOKIOもこの3月で脱退して、ジャニーズから退所することが決まってるから、歌う長瀬が見れて、めちゃくちゃ嬉しかった。
歌ったのは、ほんの少しだけだったけどね。

で、この後西田敏行さんが「マイウェイ」を歌うんだけど、これもまたいいのよ‼️
ホント凄い‼️

これが長瀬にとって最後のドラマ。

西田敏行さんからのセリフは、ドラマを通して、TOKIO長瀬智也に言っているみたいな、クドカンからのメッセージのようにも感じた。


面白くて、カッコ悪くて、カッイイ。
男らしくて、バカ丸出しの長瀬が活かされるドラマを書いてくれるクドカンさんは凄いです。
ありがとうございますと言いたい。
今さらですが。


ホント名作です。

いや、名作だ。
ぜあ‼️


最後までお読みいただきありがとうございます😊

しあわせをありがとうございます💖
観て欲しいぜあ❣️

うちなる平和を💕
シュカポン🐼

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