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高校受験本番

本日、息子の高校受験の日です。

結果が出る前に、ここに書くのも怖いのですが、書きます。

まずは、
起きられて良かった。
寝坊しなくて良かった。

第一関門突破。

本来なら、公共の乗り物で行った方が何かあった場合いいんだけど、ダンナが「俺が連れて行く」と言ったので、ダンナが送って行った。

昨日降っていた雪も止んでいて、道路や車にも積もっていなかったので、そこも安心。

何事もなく、無事に着くことを願いながら私は今、コーヒーを飲んでnoteを書いている。

推薦での入試なので、面接のみ。
それでも緊張する。
親が。
いつぞやの高級料亭の女将のように、我が息子の横で口添えをしたくなる。
今ならあの女将の気持ちが痛いほどよくわかる。
そんなことをしたら、一発で不合格だ。それも痛いほどよくわかる。
なので、そんなことはしない。
当然だ。


ただ、以前、入試説明会に参加した時、本来なら行かなくても良かったらしいのだけど、せっかくなのでということで軽く面接のようなものをしてくれた時があった。

とてもフレンドリーな感じの先生で、話しやすい雰囲気を出しながら、息子に質問をしてくれた。
「なぜ、この高校を選んだのか」
「入学したら何の部活に入りたいか決めているのか」
「得意な科目」
「不得意な科目」など、まぁ、よくある面接の基本のようなこと。

だけど、息子の辿々しい言い方や「え?そこはそうじゃないだろ」と言いたくなるような答え方にホントに横で口を挟みたくなった。
あの女将の一件がなかったら、うつむき加減で息子に小声で耳打ちをしていたかもしれない。
「ささやき母さん」と、私が言われていたかもしれない。
そう考えると、あの記者会見も意味があった。
女将、ありがとう。


そのフレンドリーな先生は「非常にハキハキとして、堂々と答えられているので、いいですね」と褒めてくださった。

なんと‼️(ここは、ぎぼむすの綾瀬はるか風で読んでいただきたい)
なんと‼️

いいのかこれで…。

中学校の面接の練習で、担任の先生から「ハキハキしていて、物おじしないし、人に対して臆することがないので、好印象と、副校長や校長が言ってましたよ」と言われた。

そうなのか。
中身は薄っぺらで、大丈夫かよって思うけど、ハキハキ話すとか、ちゃんと答えようとする姿勢とか、そっちが大事かと思って、息子にあれこれダメ出しすることはやめた。
ダメ出しして、唯一の息子の良さがなくなっては大変だ。

中身より見た目だ‼️
ん?そうなのか⁉️😆😁


息子が決めた私立高校、実は、私は今まであまりいい印象を持っていなかった。

野球が強く、部活動などで活躍している高校というイメージがあり、その多くが、県外から来ている子たちが多いという印象が強かった。
そして、テレビなどで野球の応援シーンを見たりすると、ちょっとふざけた態度をする生徒たちが映し出されることを目にし、あまりいい印象を持っていなかった。

なので、滑り止めとして、どこの私立を受けるかという話になった時、ダンナがこの私立高校を言って、息子がそのままそこに決めた時には「えぇ…そこなのかよ…」と、少し、嫌な気持ちになっていた。
ただ、この時はまだ滑り止めだし、公立に受かればいい話だし、と思っていたので、深くは追求しなかった。

そして、月日は過ぎ、徐々に高校受験が本格的になり、オープンスクールなどが始まった。
ただ、オープンスクールの時と、大会が近かったり、コロナの影響で延期や縮小などで、思うように色々な高校が見られなかったりもした。

公立高校で、息子がオープンスクールに行けた高校は2校。

そのうち1校は、娘が通っていた高校で、映像を見せる説明だったらしい。
部活の体験などはなかったので、息子の中で、かなりがっかりしていた。
唯一「お姉ちゃんが、映ってたよ」と、姉の写真が説明会の映像の中にいたことだけが印象に残ったようだ。

娘は、このオープンスクールに行ったことにより、今までそんなに行きたいと思っていなかったのが「絶対、この高校に入りたい‼️」と思うキッカケになった。
けれど、息子は全く感じることはなかったようだ。

もう1校は、部活の見学のみのオープンスクール。
体験はさせてもらえなかったようだ。

なので、授業体験も出来て、部活体験も出来たこの私立高校は、息子の中で「行きたい高校」になっていった。

が、息子はなかなかその思いをお父さんに伝えることは出来なかった。

その時の様子はこちら
よろしかったらどうぞ。


オープンスクールに行ってから、私の中で、この私立高校のイメージは変わった。

もちろん、説明会に用意される資料は、いいところを出しているのはわかるけど、この校風は、息子に合っていそうだなと思ってきた。

そして、生徒たちもいい子。みなしっかり挨拶してくれるし、何より、先生方とのやり取りを見ていると、いい関係が出来ているようにも感じられた。

校長先生もイケメン😍
…そこかよ😁

説明会の時は、土曜日ということもあって、生徒会の子たちや部活の説明をする子たちと、限られたメンバーなので、全ての子たちを見たわけではないのだけれど、みな、楽しそうにイキイキしているように思えた。

何より、帰り際、昇降口にいた野球部の子たちが「こんにちは‼️」と、大きな声と笑顔で挨拶をしてくれたのには、私の中の野球に対する偏見が変わり、「ええ子たちやん」と、上書き保存された。


この高校へ行くのには、少し距離があり、交通手段が難しい。
部活で朝練などが始まったら、電車やバスの乗り換えでは間に合わない。
なので、送って行くことになるだろう。
そういう不便さもあるのだけど、なんとなくこの高校に縁を感じてしまった私がいる。
校長先生がイケメンだからというわけではない。
決してない。

ご縁を感じているといいながら、明日の結果次第で、私の気のせいということもありうるのだけれど、それならそれも息子にとって必要な出来事なのだろう。

高校で全てが決まるわけでもないし。
いい高校に行ったからいい人生ってわけでもないし。
誰と出会い、何を学ぶか。

息子が、少しでも自分の人生を生きるキッカケになる高校生活になってほしい。


さてさて、結果は明日と書きましたが、明日は、娘の成人式でもあります。

またまたコロナが増えてきた近頃。
こうなることは、予測してたよね。
あの対策じゃ。

と思いつつ、明日成人式を無事行えることに感謝します。

成人式といえば、高校までは地味だった子が、急に綺麗になっていたり、変貌を見せつける場でもあるよね。
今は違うのかな?
私の時代、私の地域では、成人式は夏にやっていたので、振り袖ではなく、スーツやカジュアルな格好だった。

そのスーツや衣装、髪型、化粧品などで「うおぉ‼️あの子がこんな派手に‼️」ってなことがあったな。


明日は、美容院に5時。
「5、5、5、5、5時〜⁉️聞いてないわよ」
「言ってねーよ」
志村けんと石野陽子の夫婦のコント。
「三宅ばかたれ」
「5、5時〜」
わかるかな?ウフフ(๑・̑◡・̑๑)

5時に美容院に着くようには、私は何時に起きたらいいのだ?

美容院へは車で30分くらいかかる。
雪が降らないことをまた祈るしかない。
祈ってばかりだ。

ここも寝坊出来ない。
寝坊しないことも祈るしかない。
いや、これは祈りではない。
目覚まし時計の力を借りるのだ。

そして息子の合否発表10時。

ハラハラドキドキの今日と明日。

頑張れ‼️息子‼️
頑張れ‼️娘‼️…無事、今日車で帰ってきてくれ‼️
頑張れ‼️私‼️

ダンナも頑張れ‼️って、頑張ってくれたか。
昨日の雪かきも。今日の送迎も。

受験生の皆さん、頑張れ‼️
受験生を持つ親御さん、頑張れ‼️

きっと幸せをありがとうと言える未来が待っている。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

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