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あなたがしてくれなくてもはリアルか?

娘に
「お母さん、『あなたがしてくれなくても』観てる?」と聞かれてドキッとした私。
娘と会話するにはちょっと躊躇するような内容のドラマ。

うーん、そんなにハマっているわけでも共感しまくっているわけではないけど、なんとなく見てる私。

「まぁ、なんとなく観てるよ」というと、
「なんかさ、リアルすぎるっていうかさぁ…」と娘。
え?え?え?
リアル?
リアルとかって独身のあなたが思うの?

うーん、どう答えていいかわからない中、私は前にTikTokでチラッと見て
「あら。みなさんはここに食いつくんだ」と驚いたところを娘に言ってみた。
それがこちら。

@anataga_drama

#あなたがしてくれなくても 🫧 第3話|一緒のテーブルで、綺麗に焼けた方を食べてほしい。 #TVer にて無料見逃し配信中。 #奈緒 #永山瑛太

♬ 無音 - Chrysanthemum

いつも焦がしてしまうオムライス。
1つ目は焦げてしまった。
で、2個目やっと上手に焼けた。
それをダンナさんにあげて、自分は焦げて失敗して冷めてる方を食べる奥さん役の奈緒。

奈緒が自分の分を持って行くうちにダンナさん役の瑛太は待たずに食べ始めてしまう。

しかもめっちゃ速いの。食べるのが。
綺麗に焼けたことも褒めないし、なんなら奈緒が、自分の焦げたやつのことを
「焦げちゃった…」って言ったら
「食べたら一緒だよ」なんて言うし。
やっと奈緒も席に着いて食べようとすると
「俺、風呂入るからゆっくり食べな」とか言って、ほんの一口残して、そしてお皿もそのまま。

TikTokのコメントでは、
「食べるの待ってくれないのひどい」とか
「うちのダンナは私が席に着くまで待ってくれてる。これが幸せなことって気づいた」とか
「一口残すとかあり得ない」とか
「皿置いてくとかなに?」みたいなこと書かれてて、瑛太のやったことに対して非難轟々。
「こういうダンナさん、実際いそー」とかも書かれてた。

え?いますよ。ここに。

コメント見て、
「あー、そうだー。こういう感情、私も前はあった気がするけど、すっかり忘れてたなぁ」と思って、そのことを娘に言った。

そしたら
「あー、だよね。うちはある意味そこがリアルというか、違うっていうか…。根本が違うかぁ」みたいなこと言われた。

そうそう。
もうそれが当たり前すぎてなんとも思わなくなっていた。


結婚したての頃かな?
私がご飯作って食卓に運ぶとすぐ食べ始めたダンナ。
あれ?いただきます一緒にしないのかな?と思って言ったこともある、
「え?待ってくれないの?」
「運んでくれないの?」って言った気がする。
で、返ってきた言葉は
「え?なんで?」
「あったかいものは温かいうちに食べたいじゃん」だったような…。

「箸と醤油は?」と言ってきたし、用意しないと
「気が利かない」と言われたりもした。

あれ?それが普通?
うちの実家では父が帰ってくる前に、祖母が箸とか色々揃えると
「俺は自分で出来るからやらなくていい」って怒ってたのに…。


言われてみれば、ダンナの家ではばあば(お義母さん)が一緒に食べ始めるっていうことはない。
常に子どもたちやじいじ(お義父さん)が先に食べて、だいたいが、じいじが飲みつぶれて寝てからやっと座って食べ始める。
じいじが飲まない日は一緒に食べることもあったけど、それでも遅れてから食べ始める。
私が「一緒に食べよう」と言っても「いいから、先に食べて」と言ってみんなで一斉に食べることはなかった。

それが当たり前の家族だったんだ。

で、私が骨折して、ダンナがご飯支度するようになった時、ダンナは温かいものを温かいうちに精神で、私と息子に与えてくれた。
自分は台所で立って食べたり、後回しにしたり。

俺様が最初っていうよりは、作る人は、食べる人よりも後っていうイメージなのかな?

今はダンナは1人リビングで食べ、私と子どもたちは、ダイニングで食べるのが普通。

食卓を囲むということも、いただきますもないのが普通になってしまった。

食卓でわいわい楽しく食事を共にするという、私からしたら当たり前のことをしなくなったし、それに対しての感情も忘れてしまった私。

そんなことを思い出した。

『あなたがしてくれなくても』は、他の人がリアルとか、わかる〜とか、キツイとか思うところが違うというか、忘れてた感情が出てくるドラマかもしれない。

だから逆にじっくりハマって観ることが出来ないのかも…。

まぁ、人それぞれ。
色んな形の家族があってもいいさ。


そそそ。
過去に書いた『ダンナの実家と私の実家の違い』

まぁ、やっぱり、育ってきた環境が違うと当たり前も違うよねぇ。


娘の部屋にあったダンナの布団を寝室に持ってきたものの、ダンナはずっとリビングで寝ている。

「あなたが寝てくれなくても」

これに対して私はなんとも思わない。

結婚した時にばあばからもらったダブルの布団はずっと使ってないから捨てた。

ダンナは捨てたことも知らないだろう。

言ったら怒られそうだけど、使わないのに、閉まっておくのも邪魔すぎた。

羽毛の掛け布団だけは私が使用してるけど。

布団を贈るという風習もダンナの実家では当たり前の地域。

出来れば重くない軽い布団が欲しい…。

捨てるに捨てられない重くて高い布団…。(少しは捨てたけど)


あー、ありがたいことなのにこんなこと思ってしまう私は罰当たりだなぁ…。

リアルでごめんなさい🙇‍♀️


最後までお読みいただきありがとうございます😊

しあわせをありがとうございます💖
うちなる平和を💕
シュカポン🐼

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