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痛気持ちいいくらいがちょうどいい

学生の頃、ストレッチをみんなでしていると、
必ず先生が、私の所に飛んできて、
体の位置を直したり、押したり、伸ばしたりしてた。

私だけ、曲げが浅かったり、
体勢がおかしかったのだろう。

みんなと同じようにできない自分に、
向いてないなーといつも凹んでた。


ヨガでは、
「一人一人体が違うのだから、
みんなと同じようにできなくても構わない。」
と教わりました。

「私だけできないわ。」
と悩む必要はない。

「痛かったら無理しなくていいですよ。」
と言われたのも驚き。

自分の「心地いい」を見つけられたらそれがベスト。
「痛気持ちいい」くらいのところで止めておく。


ムキになって、
痛いのに、我慢して、「ゔーっ」って無理をすると、
息が止まり体も心もしんどく辛くなってしまう。

ヨガは呼吸が基本。
ポーズをキープしながらも呼吸を続けられる。
それくらいの余裕が体には必要ってこと。
もちろん心にも。頑張りすぎてはダメ。


今はできなくても、
今日はできないんだな。
と今の自分を受け入れて、深追いしない。

そう、できなくてもいい!
大切なのは自分をいじめないこと。

人にも自分にも「非暴力」であることも
ヨガの修行の一つだそう。

自分に無理をさせていないか。
頑張りすぎていないか。
ネガティブになりすぎてないか。

自分を労わることで心身の健康につながる。


ヨガと出会い、
全てにおいて、この精神でゆるりんと過ごしてる。

もともとマイペースなのんびりやで、
あまりこだわらずに
「ま、いいか」って
すぐに手放せる(諦める?)ことができる私。

若い頃は、「もっと、しっかりしろ」
と方々で怒られてたけど。

怒られるから、
自分の性格ではダメなんだと
頑張って、
みんなに合わせようと必死でやってきた。

でも結局、気を張り詰めすぎて、
無理してもいいことはない。

体にも心にも余裕を持たせて、
本来の自分でいることが一番。

人生はのんびりしてた者勝ちよね、
って今は思える。

と言ってもあんまりのんびりしすぎても
人間崩壊してしまいそうだから、

少々の負荷をかけて、

痛気持ちいいくらいで毎日過ごしてる。

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