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子どもに伝えたいこと「いい子だねぇ」

子どもの頃、親が厳しくて口ごたえをすると怒られるので、いつも言葉を飲みこんでいた。

「お姉ちゃんなのに」
泣いたり、怒ったり、感情を出すと叱られた。

まぁ、当時の親にも「こう育ってほしい」との考えがあってのしつけだと思う。

性格は成長とともに変わるけれど、
これが人間性の土台となっているのか?

いまだにピンチになっても
何も言い返せない、感情も出せない。
これでいいのかと悩んでしまう。

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自分が親になってからは、とにかく子どものころに言われて嫌だったことは決して言わないと決めていた。

おかげで、
幼少期の子どもたちは、口ごたえしまくりの文句言いほうだい。

泣いたり、怒ったり、わめいたり、うるさくてしょうがない。

中高生のころでも泣き叫びながら、自分の言い分や文句を言ってた。

腹は立つけれど、そこまで自分の意見を主張できたら、世の中で立派に図太く生きていけるよーと心で拍手。

ちなみに私は高校生にもなって、親の前で泣くなんてできなくて「フン!」と自分の部屋にこもって、悔し泣きしてました。

ただ一つ後悔しているのは、
もっと褒めてあげればよかったなぁ。

両親とおなじく、私も子どもには「こうなって欲しい」との思いから、注意したり、叱ったりする方が多かった。

その数倍、子どもの良いところを伝えてあげて、
一日一回は「ありがとう」って言ってあげていたら、もっと生きやすかったのかもしれない。

大人になると、自信喪失することってたくさんあるから。

子どもの頃にお母さんがいつも褒めてくれていたなあという記憶は力になるんじゃないかな。


いや、それでも適当な私の適当な子育てでよくこんなに立派に育ってくれたもんだ。

感謝したくなるほど、私以上にできた子たちなのですよ。

なので遅ればせながら、アラサーの二人を相手に「いい子だねぇ」と感謝を口にして褒めています。

子育ては終わっても
私の命ある限りは親なんだから、伝え続けようと思っている。



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