日本中の女性を虜にした『ラスト♡シンデレラ』

このドラマで、春馬くんは、日本中の女性を虜にしたといっても過言ではない。

２０１３年４月～６月フジテレビの木曜１０時枠。当時、育児最優先で生活していた私もこのドラマだけはがっつり見ていた。

ラスト・シンデレラ - FOD

当時の記憶では、とにかく春馬くんがかっこよすぎる！ということしかない。篠原涼子さんが羨ましくってしょうがなく、胸ときめかせながら、毎週テレビの前にかじりついていた。その後、春馬くんがいなくなった後に、ＦＯＤプレミアムを契約して、３ラウンドくらい見た。その時の記憶で書くので、少々記憶違いがあるかもしれない。ストーリーの紹介というよりは、春馬くんの魅力について重点的に述べさせてもらう。

あとにも先にも、こんなに輝くリアル王子様はいないと思う。共演の藤木直人さんも十分すぎるほどイケメンなのだが、春馬くんの輝きがスーパースペシャル過ぎて、申し訳ないけどかすんでしまうほど。ビジュアル的にこんなに完璧なひと、いますか！？って思った。高身長、スタイル抜群。美しい白い肌にブラウンのカールかかった髪。ストレートに整えられた眉の下には、長いまつ毛に縁どられたキラキラと輝く瞳。スッと高い鼻筋、薄く口角の上がった唇。３６０度全方位どこから見ても完璧なイケメンなのである。ビビットなブルーやレッドやイエローのジャケットなどの衣装の色も相まって、春馬くんの美しさは輝かんばかり。眩しくって目が開けられない(笑)

いわゆるイケメンキャラで一世を風靡したひとは数あれど、ここまで揃っている人ってなかなかいない。たいてい身長が足りない。私は、自分が身長わりかし高めなので、身長の高さは外せない要素なのである。

この番宣で、『SMAP×SMAP』のビストロスマップに出ていた春馬くんをYoutubeで見たことがある。木村拓哉さんに「携帯ゲームの中に出てきそう。”俺から離れるの禁止"とか言いそう」って言われてたし、中居正広さんにも「かっこいい顔してるよね～！」と少し嫉妬交じりに言われていた。あの、国民的アイドルＳＭＡＰと並んでも、ダントツのかっこよさ、ダントツのオーラだった（ＳＭＡＰさん、ファンの皆さん、すいません）。

何度も白状しているが、私の春馬くんへの興味はビジュアルから入っているので、どうしてもかっこよさを語らせると熱くなってしまう。でも、今後もこの入口からファンになっていく方々は多いと思うので、ここは熱く語らせていただく。入口はなんだっていいと思う。ビジュアルから。演技の素晴らしさから。誠実な受け答えから。歌のうまさから。キレッキレのダンスに魅せられたから。どんな入り口でも、そこから入ってどんどん辿っていくと、きっと深い底なしの魅力を持つ三浦春馬にはまるから。どんな入口でも、日本中、いや世界中のひとに、まずは春馬くんに興味を持ってもらいたい。そういう意味では、この『ラスト♡シンデレラ』は、キラキラ輝くとても目立つ入口だと思う。

話をドラマに戻すと・・・
第一話の春馬くん演じる広斗の登場シーンは、いきなりベッドシーンだったと記憶している。このドラマまで、ちょっとしたキスシーンはあれど、ベッドシーンなんてあったっけ？その後も、このドラマの中には、キスシーンあり、ベッドシーンあり、シャワーシーンありで、春馬くんの若くてセクシーでかっこよくて男としての魅力をフルコースで詰め込んでくれている。後に、このドラマの演出家の田中亮さんが、コンフィデンスマンJPの演出家と知り、なるほど、と思った。ほんとに感謝してもしきれない。

ここで、春馬くん演じる広斗の魅力的なところを列挙させていただく。

➀篠原涼子さん演じる桜を誘惑しにかかる時のしぐさ
　狙った獲物は必ず落とすという自信に満ち溢れた表情。下唇を指で触りながら、眼光は鋭く！当時はこの広斗を見て、「春馬くんもきっとそんな人」と思っていたが、どうしてどうして、これは春馬くんの計算しつくされた演技だったと後で知る。

➁「僕のシンデレラ」というときの表情
　ともすると、あまりにベタ過ぎてこんなセリフ滑稽になってしまい兼ねないものだが、春馬くんが発すると、まったく違和感なくきらめきと共にリアルに降りてくる。春馬くんの魅力、輝き、オーラが、このセリフに全く負けていない。こんな人、おそらく春馬くんだけだと思う。

➂桜さんがきれいに見えるキスの角度
　おそらく春馬くんのことだから、相手の篠原涼子さん演じる桜が一番きれいに見れる角度を研究した上でのキスシーンだと思う。もちろん、春馬くんも一番美しく見える角度である。

④第9話のラブシーン
　父親との軋轢からどうしようもない感情を抱えて桜の家を訪れる広斗。いきなり無言で桜にキス。直前に食べたピザの香りに気づき「ピザ食べた？」と聞くも、歯磨きに離れようとする桜を引き寄せて、またキス。その後、ベッドへ抱きかかえ・・・・。きゃーっ！！
このベッドシーンは、人類史上最強ナンバーワン間違いなしでしょう。この、こらえきれない思いをぶつける感じがたまらない。途中でニコっと微笑む春馬くんもたまらない。桜が着ていた上着のファスナーの下げ方も脱がせ方も、自分の服を脱ぐそのしぐさも、完璧の美しさ。おそらく、これも春馬くんの考えつくされた演技。このシーンだけで、「春馬くんありがとう」、「ラスト♡シンデレラありがとう」と言いたい。

➄上記の翌朝のベッドの中のイチャイチャシーン
　初めて結ばれた翌朝、目覚める二人。仕事に行かなくてはいけない桜に「待ってるから。頑張ってきて」と甘える広斗。起きようとする桜を引っ張って・・・。もう、最高です。考えただけでニヤニヤが止まりません。

⑥菜々緒演じる妹千代子のやけど跡にキスするシーン
　自分の責任で負わせた千代子の背中のやけど跡。それが原因で恋愛に臆病になり、心の傷が癒えない千代子。千代子の心の傷を癒すように、そのやけど跡にキスをする広斗。菜々緒さんと春馬くんの美しいシーンである。そういえば、『コンフィデンスマンJP　ロマンス編』では、竹内結子さん演じるラン・リウのやけど跡にもキスするね、春馬くん。春馬くんにキスされたら、どんな傷も治りそうだよね。

⑦ラストシーンの幸せそうな広斗の笑顔
　最終的に広斗を選んだ桜。ほんとに幸せそうに、何度も抱きしめキスする広斗。ほんとに良かった。春馬くん、幸せになってよかった！そう思った。

春馬くんがいなくなった後の衝撃と辛さも、このドラマを見ている間は忘れていられる。その間は、私の感情は、キャーっ！！きゅんきゅん！ドキドキ！と忙しいのである。

もう叶わぬ願いなのであるが、欲を言えば、いろんな年代の春馬くんにもっともっとときめかせていただきたかった。『コンフィデンスマンJPロマンス編』の記事でも書いたけど、時代劇やヒューマンドラマや度肝を抜かれる舞台やらの合間に数年に一度、めちゃくちゃ甘い恋愛ものを提供していただきたかった。
『マディソン郡の橋』の日本版とか素敵だったろうな。『失楽園』みたいな破滅的な恋愛とか見たかったな。はあ。ため息・・・春馬くん、恋しいよ。