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人それぞれ、見ている「真実」は違うと気づかされました

 今日は良いことも悪いこともありました。

 まず、良かったことは、Zさんの無事が確認出来たこと。

 生きていてくれるだけで嬉しいです。

 悪かったことは、知人からZさんの悪口を散々聞かされたこと…。

 知人は言いました。

 「Yさんはとてもいい人だけど、Zさんは問題ばかり起こして…」

 と。

 Yさんが良い人だということに関してはわたしも同感です。

 が、Zさんに関しては異議あり!

 異議ありッ!!

 「Zさんが問題ばかり起こした」のではなく、「問題ばかり起こすモンスタークレーマーたちをZさんが担当させられていた」が正しいッ!!

 わたしが詳しく知っている案件についても、知人は「Zさんがミスをして…」と悪口三昧。

 実際には、Zさんは1ミリも悪くない出来事だったのですが…。

 わたしは守秘義務があるため、その案件について知っていると知人に言うことは出来ないので、「Zさんにはいつもお仕事でお世話になっています。とても真摯にお仕事をなさっていますよ。頑張り過ぎだな、と心配になるくらい」とフォローしました。

 すると、知人は「みんなそうやってZさんを庇う! でもね、でもね…」と更に悪口を続けました。

 仕方が無いので、わたしは知人が満足して話し終えるまでとことん話を聞くことにしました…が…。

 はっきり言ってとても悲しかったです。

 なんでここまでこの人は人のことを悪く言えるんだろう?

 なんでわたしはZさんの悪口を聞かされているんだろう?

 もしこれが「意見」なら、未来に繋がる改善点を見つけるきっかけになるけれど、単なる悪口をわたしに長々と聞かせて、この人は一体何がしたいんだろう?

 確かにZさんは事務処理上のミスをしたことはあるけれど、それはうっかりの範囲で、わざとしたわけでもなく、隠蔽したわけでもないのに。それともこの人はこれまで一度もうっかりミスをしたことが無い人なのか?

 と。

 知人は話の途中で「ん? G-darkさん、なんか疲れてる? 顔色悪いよ?」と言いましたが、昔からその知人はたとえ何かのきっかけで話を中断したとしてもまたマシンガンのように話し続ける人なので、そのまま話を続けてもらいました。

 その方が結果的に早く話が終わるから。

 また、わたしは知人の話を聞いていて、改めて気づかされました。

 この人にとってはこの人の思っていることが「真実」なのだ、と。

 わたしの思っている「真実」は、この人にとっての「真実」とは違うのだ、と。

 だから、わたしがいくらZさんをフォローしても、この人には届かないのだ、と。

 もし100人の人間が同じ時間に同じ場所で同じ体験をしたとしても、それぞれの「見方」「聞き方」「感じ方」「解釈の仕方」といったものは全く異なります。

 100人いたら100通りの、1000人いたら1000通りの、10000人いたら10000通りの「真実」があると思います。

 わたしが知っているZさんの姿を知人が知らないのと同じように、その逆もあるでしょう。

 わたしだって、Zさんの全てを知っているわけではありません。

 知りたいけれど。

 知る権利なんてありません。

 わたしは単に仕事相手に過ぎないから。

 だから、わたしは知人の話を聞いていて辛くなりながらも、これはわたしの知らないZさんを知ることが出来る良い機会なのかもしれない、と思って知人の話を辛抱強く聞き続けてみたのですが…。

 分かりやすくたとえるなら、知人の話はまるで、「お金が無いから無銭飲食したらお店の人に怒られた! お店には沢山食べ物があるんだからちょっと分けてくれてもいいのにケチだ。あんな店は潰れてしまえばいい」と文句を言っているくらいおかしな話でした。

 はっきり言って逆ギレもいいところ…。

 そして、だんだん話の流れが変わり、なんと知人はわたしにYさんのことを勧めてきました!

 わたしは呆れました。

 開いた口が塞がりませんでした。

 それが狙いだったのか、と。

 Yさんがそんなことをしろと頼んだわけではないでしょうに。

 むしろYさんがこの件を聞いたら「Zは優しい奴なのでそんな風に言わないでください」と心を痛めるでしょうに…。

 Yさんは良識のある人ですよ。

 わたしを見下してからかってくるイケメンではありますが、見下すのは単にYさんの背が高いせいでわたしを物理的に見下さざるを得ないだけで、実際は優しい人ですよ。

 からかってはくるけども。

 わたしは思わず知人に「そんな風にZさんのことを誹謗中傷する人がいるからZさんはお仕事を続けられなくなったんですよ」と言ってしまいそうになりましたが、グッとこらえました。

 知人には「Yさんはとても良い方なので、きっと彼女や奥さんがいるんじゃありませんか? わたしなんかは相手にされませんよ」と言い、また、「わたしはZさんにとてもお世話になっていますし、Zさんが動いてくださったおかげで救われた方を沢山知っていますので、あまりに悪く言われると悲しくなります」と伝えました。

 そう伝えたことで、知人の話はいつもよりだいぶ早く切り上げられたのですが…、きっと知人は「G-darkさんに注意された!」と思ったでしょうね。

 それで今度はわたしの悪口をあちこちで言い回るかもしれません。

 言論の自由がある以上、何を言っても自由なので仕方ないですね。

 あくまでも「侮辱罪」等の法に触れない範囲であればですが。

 わたしもnoteに今日の一件についてこうして書いているので、わたしも知人の悪口を言っていることになり、結局は同類と言えないこともありませんが…。

 知人がYさんを推すのは知人の自由ですが、だからってZさんを貶すなんてあんまりです。

 あまりにモヤモヤしたので、すみませんが今日はこのnoteに愚痴を書いてしまいました。

 知人には、hideさんがおっしゃったとされる名言を贈りたいと思います。

「好きなものを好きと言うために他を貶す必要はない」
(hideさんがおっしゃったとされる名言)

 hideさんがいつどんなタイミングでこの言葉をおっしゃったのか、残念ながらわたしは存じ上げないのですが、どこかで目にした時、なんて素晴らしい言葉なのだろうと感動しました。

 きっと知人がこのnoteを見ることは無いでしょうが、いつか是非この名言と出会って欲しいです。

 もっと言うなら、YさんやZさんがこのnoteを見ることもないでしょうが…、もし伝えられるならこう伝えたいです。

 わたしはあなたたちについて誰が何を言おうと、あなたたちがいつも頑張っていて、あなたたちのおかげで安心して暮らせるようになった人たちがいるのを知っていますよ。いつも感謝しています。 

 と。

 …直接は言えないけれども。

 いや、直接言えばいいじゃんって話なんですが。

 小っ恥ずかしくて本人たちにそんなこと言えませんよ!

 noteになら本音を書けるのですが。

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