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幼稚園児からクリスマスプレゼントを貰いました

 先月、わたしは友人の子どもから「G-darkちゃんのところにもサンタさんは来てくれるの?」と聞かれました。

 ちなみに彼は5歳になったばかりの男の子で、わたしのことを自分の友達だと認識しており、「ママ! この子(わたし)にもお菓子をあげて!」と言っては周りの人々を和ませています。

 ちなみに、彼は道路を行き交う車の名前を、その車の持ち主の名前だと思い込んでいます。

 彼の世界では、鈴木さんはSUZUKIに、本田さんはHONDAに、松田さんはMAZDAに、豊田さんはTOYOTAに乗ることに決まっているのだそう。

 それは彼の両親が彼の苗字と同じ名前の国内メーカー車に乗っていることや、幼稚園に持って行くもの全てに彼の名前が書き記されていることに起因します。

 まだアルファベットは読めないので、メーカーごとのマークで車を識別しているそう。

 わたしが彼の世界のルールに反した車に乗っていることや、そもそも自分の友達であるはずのわたしが車を運転していることを、彼は非常に不思議がって「なんで?」と質問攻めにしてきたことがあります。

 いつかは彼も世の中の真実を知る時が来るのでしょうね。

 さて、わたしは今回彼が問うてきた、突然のサンタネタにびっくり。

 わたしは、藪から棒に何その可愛い質問! と内心キュンとしつつ、「サンタさんは子どものところに来てくれるんだよ。残念だけど、大人のところにまでは来ないよ。サンタさんはとっても忙しいからね」と説明しました。

 最近どうもわたしについて「大人にしては背が低いけれどひょっとしたら大人なのではないか」と薄々勘付き始めたらしい彼は、「じゃあ、もしサンタさんがプレゼントをくれるなら何がいい?」とキラキラした目でじっと見つめてきました!

 一瞬、「Yさんの個人的な連絡先もしくはYさんご本人をください」と本音を言いかけました…が、思いとどまりました。

 危ない危ない。

 そんなことを子どもに言ってはいけません。

 わたしが今最も欲しいものだけれども。

 サンタさんは絶対に、個人情報を漏洩したり、人間を拉致したりはいたしません。

 しかし彼はキラキラ光線をわたしに向け続けてくるので、わたしはこれまたうっかり「じゃあケンタッキーのパーティバーレル」と言いかけて、ハッ! と我にかえりました。

 危ない危ない。

 いや、物凄く食べたいけれども。

 現実的すぎるで賞。

 わたしは彼に「もしサンタさんからプレゼントをもらえるなら、お菓子がいいなあ。わたしはお菓子が好きだから」と答えました。

 すると、彼は目を輝かせながら「分かった!」と言ってくれました。

 それから約1か月経った今日。

 彼の母親から「◯時に◯◯の駐車場に来て」とLINEがあり、待ち合わせ場所に行ってみると、彼が「はい! ぼくからのクリスマスプレゼント。クリスマスにあげたかったけど、ぼく、クリスマスはおじいちゃんとおばあちゃんちに行くから忙しいんだよね」とわたしに3つものプレゼントをくれました。

 それはなんと、

 という、わたしの好みにドンピシャなセレクトでした!

 なお、安心してください。

 参考までにリンクを貼ってみましたが、リンク先の商品数と違って、彼がくれたのは勿論1つずつですし、わたしも彼にクリスマスプレゼントを用意してあり、それを既に彼専属のサンタさんに預けてありますので。

 わたしが「ありがとう! さすがわたしの好みをよく知ってるね。大事に食べるね」とお礼を言うと、彼は言いました。

 「クリスマスにはサンタさんからもプレゼントがもらえるといいね!」

 と。

 なんといういい子!

 嘘みたいな本当の話で、あんまり可愛すぎるから誰か悪い大人に攫われやしないかと心配になります。

 彼へのプレゼントを今からでも護身用グッズに差し替えようかと思うほどに。

 それにしてもサンタさん…。

 サンタさんかあ…。

 …サンタさん、Yさんの個人的な連絡先もしくはYさんご本人をください…って、そんなよこしまなことを考える大人のところにはサンタさんは来てくれませんよね。

 いけないいけない。

 ちなみに実は今日もわたしはYさんとお会いしたのですが、…ふっ。

 またLINEも聞けなかったし、彼女の有無も聞けませんでしたよ。

 わたしも分かっているのですよ、Yさんからのアプローチがないってことは、そういうことだって。

 愚かなわたしとて、この現実を粛々と受け止めているのですよ。

 仕事の付き合いがあるから親切にしてくれるわけです。

 それでも、今日職場の人からかなりショックなことを言われて傷ついたわたしの心を、先述のクリスマスプレゼントと、Yさんの笑顔とイケボがとても癒してくれました。

 なお、Yさんは本来ならわたしがやらなければならない仕事まで「自分がやっておきます😄」と優しい笑顔で言ってくださいました。

 Yさんがわたしの目をじっと見ながらニコッと笑うと、わたしもついつられてYさんの目をじっとニコッと笑っちゃうので、わたしは後からめちゃくちゃ照れます。

 なぜなのでしょうね?

 Yさんがそばにいると、周りの空気までふわ〜っとあたたかくなる感じがするから不思議。

 まるで「心配することなんて何もないよ。大丈夫だよ」と安心させてくれるような、やわらかなYさんの笑顔が癒しです。

 Yさんはまだ若いのにいつも本当に色んなことによく気がつく方なので、お話する度にびっくりさせられます。

 いい人すぎて、よこしまな人に狙われそうで心配になります。

 ん?

 よこしまな人ってわたしか!

 Yさんはいつも本当に親切にしてくださるので、今日思わず「わぁ✨ 何から何まで😄 いつもありがとうございます」とお礼を言ったら、Yさんがとっても嬉しそうにしてくれたので、わたしはもっと嬉しくなりました。

 友人、幼き友、そしてYさんの存在も、わたしにとってはプレゼントのようなものですね。

 わたしは既に素晴らしいプレゼントを頂いているので、サンタさんや、サンタさんから業務委託を受けてサンタ業務のお手伝いをする予定の皆さんは、良い子のみんなに素敵なプレゼントを届けてくださいね。

 …出来れば大人にも。

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