「いい女」の定義って?① 〜漫画『乙嫁語り』からヒントを得る〜
↑先日わたしはこういう日記を書きました。
そして決意しました。
「いい女になるぞ!」
と。
…しかし同時にわたしは疑問を抱きました。
「そういえば、〝いい女〟ってどんな人!?」
と。
…そう!
わたしは「〝いい女〟とはなんぞや?」というゴールを定めぬまま、完全な見切り発車をしたわけです。
走りながらふと「ん!? そういえばわたしはどこを目指して走るんだっけ?」と気づいた次第。
「いい女」ってどういう人なのかわたしには分かりませんが、これだけは自信を持って言えます。
いい女は走り出してから「そういえばゴールはどこ?」と首を傾げたりはしない…と…!
ぎゃふん!
…とはいえ、きっと「いい女」の定義は人それぞれ。
そこで、わたしは自分の思う「いい女」のイメージを具体的に膨らませてみることにしました。
やはり、手っ取り早いのは、二次元のキャラクターをイメージすること。
まずわたしが思いついたのは、森薫先生の名作『乙嫁語り』のキャラクターたち。
※注意
以下の文には、『乙嫁語り』に関するネタバレをちょっぴり含みます。
⭐️『乙嫁語り』のアミルさん
アミルさんといえば、
●家族思い
●友達思い
●容姿端麗
●年長者を敬う。子どもにも優しいけれど時には教育的指導もする
●料理も刺繍も乗馬も上手にこなす
●狩猟だってお手のもの
●自分で獲った動物を自分で手際良く捌いて調理する
●でも動物を手荒く扱うことはせず、とても丁寧に接するし、不幸な命の落とし方をした動物に心を痛めることもある
●歳下の夫とラブラブ。愛する夫のためならどんどん力が湧いてくる
という人物。
…うーん。
わたしはアミルさんのことが大好きだけれど、ハイレベル過ぎて、わたしには真似出来る気が全くしてきません!
特に最後の項目がわたしの心を抉りましたよ。
超絶羨ましい!
…同じ『乙嫁語り』で言えば、わたしはパリヤさんに近いタイプかも…?
⭐️『乙嫁語り』のパリヤさん
パリヤさんといえば、
●自分の気持ちを素直に伝えられないので、周りの人から誤解されて怖がられることが多い
●家族思い
●友達思い
●困っている人を見捨てない
●パンを焼くのが上手
●好きな人についツンデレな態度をとってしまう。好きなのになかなか好意をアピール出来ない
●猫好き
●苦手なことがあっても、好きな人と結ばれるためなら、苦手を克服しようと努力する
という人物。
…こ、これは…!
わたしはアミルさん属性は全く無いけれど、パリヤさん属性なら少しはある気がしてきましたよ…!
特に不器用なあたりが…。
しかし、パリヤさんは苦手なことにも真摯に取り組む頑張り屋さん。
パリヤさんから学ぶことも、とっても多いですね。
また、同じく『乙嫁語り』で言えば、タラスさんからも見習うべき要素が沢山あります。
⭐️ 『乙嫁語り』のタラスさん
タラスさんと言えば、
●不幸な境遇の美女
●いつ休んでいるのか不思議なくらいの働き者
●刺繍が得意。作品を売って路銀にかえられる。タラスさんが着ている服を見た人が一目惚れして「それを売ってください!」と頼んでくるくらいの腕前
●家族思い
●馬にもヤギにも猫にも優しく接する
●一途。好きな人とまた会いたくて、そばにいたくて、大胆な行動をとれる
という人物。
いやー、タラスさんみたいなタイプが堪らないという男性も多そうですね。
憂いを帯びた幸薄い美人って、一定の人気がありそうです。
さて、このように『乙嫁語り』には素晴らしい女性が数多く登場します。
全員挙げると日が暮れそうなので、3人までで止めておきます。
3人それぞれタイプが異なりますが、共通して言えるのは、やはり「行動力があること」。
好きな人と会いたい。
好きな人のそばにいたい。
そのために自分が何をすべきなのか自分の頭で考えて、実行することが出来る。
それが『乙嫁語り』の女性たちに共通する「いい女」の要素なのではないでしょうか?
「いい女」は決して受け身じゃない。
今後もわたしの目指すべき「いい女」像を模索していきたいです。