![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147712630/rectangle_large_type_2_9098d77fad5bfce14edda516422b1d6f.png?width=1200)
Photo by
keycokeyco
Kagrra,『蓮』
蓮は美しいですよね。
可憐でありながらも、凛としていて。
泥の中からでも、清らかな花を咲かせて。
※アルバム『珠』収録曲。
これは、そんな蓮に愛する人の姿を重ねて歌われた、切ない曲です。
蓮に例えられるほどですから、きっと「君」は身も心も相当に美しい方なのでしょう。
少なくとも、「僕」にとって、「君」はそういう大切な人。
けれども、「僕」と「君」とはもう、今世では二度と会えないのでしょう。
二人の居場所が此岸と彼岸とに分かれてしまったから。
しかし、「僕」は別れを悟りながらも、本心ではさよならを言えずにいるのでしょうね。
いつまでも忘れたくなくて。
しかし、記憶というのは残酷なもの。
どんなに忘れたくない思い出であっても、日々、思い出せなくなっていくものです。
まるで、指の隙間からこぼれ落ちる砂のように。
けれども、忘れたくない。
いつまでも、失くしたくない。
ただ、そばにいたい。
そんな想いがこの曲から伝わってきます。
花に祈りを託すようにして。
いつもスキ・フォロー・コメント・サポートをありがとうございます😄 とても嬉しくて、記事投稿の励みになっています✨ 皆さまから頂いた貴重なサポートは、本の購入費用に充てさせていただいています📖