見出し画像

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
ビル・パーキンス
1700+税 
272ページ

読む速さ ☆☆☆☆
情報の得やすさ ☆☆☆
立ち読みオススメ度 ☆☆☆

アリはいつ遊ぶことのができるのだろう?

本書はそんな問いかけから始まる。この疑問におけるアリとは、有名なイソップ童話「アリとキリギリス」に登場するアリのことだ。一般的な「アリとキリギリス」の解釈としては、アリのように働いて生きることの大切さが描かれた物語とされているが、本書はアリの生き方に疑問をを投げかけている。

タイトル通り(ゼロで死ぬ)ために資産をどのように使うべきなのか、なぜ使わなければならないのか、などの疑問をひとつひとつ丁寧に答えていくような形式である。また、老い、死などに真正面から向き合っているのも本書の特徴であるので、今後の人生において後悔を少なくしたい人は、なるべく早いうちに読んでおきたい。

若干1ページあたりの文字数が多めではあるものの、区切りが頻繁にある、大事なところが太字になっている、などといった読みやすくするための工夫が随所にあり、読んでて読みづらさを感じることはなかった。

太い人生を送りたい人、悔いなく人生を終えたい人は、必読の一冊。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?