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義母の言葉が胸に刺さる|2023年10月の日記

以前、占いで「あなたには子どもの星が1つしかない」と言われたことがある。
1人の子どもの世話をするのに問題はないが、2人以上の子どもの世話をする場合は周りをうまく頼った方がいい。というようなアドバイスをもらった。

そもそも子どもの頭数が増えればそれだけ大変になるのは想像に容易いし、その占いが当たっているのか、正直わからない。

我が家の2人の子どもの面倒を見る上で苦労するのが、喧嘩が絶えないことと、体長不良時の看病だ。
きっと、どの家庭の子もそうなのだろうけど、具合が悪い時の子どもは何でもかんでも母親じゃないとダメモードを発動する。

感染症などは、乳幼児を育児している場合、感染を防ぐことは難しい。看病しているうちに自身も体調を崩してしまう。

保育園に登園不可の感染症を患ってしまった場合、家族で順繰りに移ってしまうので、最低でも1週間は家で缶詰状態で育児をすることになる。
閉鎖された空間で、子どもと四六時中一緒にいることはなかなかにしんどい。
疲れと共に溢れるイライラを、過剰に主人に向けてしまうのが私の悪いくせだ。

今回は掴みかかるぐらいに夫婦喧嘩が盛り上がってしまい、これはいよいよまずいかもしれないと、一階の義両親の元へ駆け込んだ。恐らく気を遣って私の味方になってくれるだろうという下心があった。
我が家は二世帯住宅で、一階に義両親が住み、二階に子世代の私たちが別々に住んでいる。

結局喧嘩の仲裁に入ってもらうことはなかったけれど、しばらくお邪魔させてもらってご飯もいただいた。
感染症が移らないようにしばらく顔を合わせないようにしていたが、話に付き合ってもらえてだいぶ気持ちが落ち着いた。

「私も若いうちは喧嘩をしたけれど、歳を取るとそのうち諦めがついてもういいかってなるよ。疲れちゃうからね(笑)」
なんて、甘いチョコとコーヒーをいただきながら慰めてもらった。

過去に、義父に怒った義母は家出をしたことがあるそうだ。
子どもたちが小学校から帰ってくるのを待って、高級ホテルに私たちだけで泊まりに行ったのだ、と。

子どもたちを家に残さず連れて行くのはえらいですねって感心した。私なら、子どもたちを旦那になすりつけて一人で家出するかもしれない。ここまでは私が面倒を見たのだから、後はそっちで見ればいい。そんな態度で、きっと自分のことしか考えられない。
義母に言わせると、
「だって自分の大切なものを置いていけないじゃない?」
とのことだ。たぶん器の大きさが違うのかもしれない。

家出するほど頭に来ている時も、子どものことをしっかり考えて大切にしている義母の生き方が素敵だなぁと思った。

そこから旦那とははっきり仲直りはしていないけど、数日経ってから普通に接するようになった。
心なしか、これまでより積極的にやろうとしてくれているのがわかる。
私も言い方が悪かったと反省した。

喧嘩は疲れる。何もメリットがない。
願わくば、喧嘩をせずに穏やかに生きたいものだ。

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