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患者さまの自覚

こんにちは、YetYです。
今回はこれまでの大まかな治療履歴や
転院をして良かったな〜と思う事など
綴りたいと思います!

「患者さま」

転院する前の病院では
こんな呼ばれ方をした事はありませんでした。
むしろ前院では、

• 「妊活に臨むため」必要な甲状腺の値に不足
•  精子の動き・形・速さに不足
• 「軽度」の子宮内膜炎

程度の指摘。
今思うと病院からは過度なほど
丁寧なサービスを受け
日々薬・自己注射漬けになりながら
タイミング、人工授精、顕微授精を
数をこなすように行いました。
それでも良い結果は出ず。
医師に遠回しにお手上げを告げられ、
転院を決意。

上記の理由だけでは
不妊病患者
の自覚がなかったために
通院するたび、こう呼ばれることへ
違和感とストレスが募るばかり。
普段の生活では至って健康、
肉体仕事も問題もなかったはずなのに
この場に来る途端に患者さま。
小さなプライドが傷つきます。

はじめての腹腔鏡下手術・入院

そんななか、
転院して初めて自身が患者さまだという事実が
判明しました。
今までなんともなしに見ていた超音波画像に
卵管癒着の疑いを医師が見つけてくれたのです。
その臓器同士の癒着により
慢性の子宮内膜炎が起こり、
着床障害を起こしていると。

しかも前院で行っていた薬での対症療法は
身体にあるべき細菌まで殺してしまい
逆に着床を妨げているという。
今までこんな原因も突き詰めず
移植を繰り返していたなんて
時間もお金ももったいない、と言われました。


辛らつ…と苦笑するしかなかったですが、
医師によってこんなに診断が変わるのか!と驚き
そして
今向き合ってくれている医師と
同じ時代に生きていて出会えたことに
感謝の気持ちしかありません。

原因が分かるのは、まだ恵まれてる

アメリカなど海外では
慢性子宮内膜炎への治療は
腹腔鏡下検査・手術がスタンダードのようです。

卵管造影検査やMRI検査により
卵管癒着が濃厚になったため手術に。

癒着の程度はお腹を見てみないと
分からないということで
前院でもそこまで指摘されなかったしな…
と甘く見ていたら大間違いでした。

グロテスクというには余りある
重度な子宮内環境の荒れ具合で
再癒着、内膜症の再発を防ぐため
両卵管入口を固めて閉じたとの報告を
術後に受けます。

=今後自然妊娠は出来ないということ

人生いろいろですね…
仕方ないとしか言いようがないですが
無力になったなと感じざるを得ません。
もちろん事前に説明は受けていましたが
まさか現実になるとは思いませんでした。

今まで生理不順も目立って感じていなかったし
生理痛に苦しんだこともほぼなかったので、
不妊ということからしか気づけませんでした。
内膜炎の元々の原因は確定できないともあり
なぜ??
という謎は残り続けているのですが、
幸い術後2周期で
内膜症の検査は陰性になりました。


とにもかくにも
何か1つでも、これが原因かもって
分かることが大きい
ですよね。
前院では数を経ては
「何でだろうな…卵の質かな」
なんて曖昧な反応をされていたので切に思います。

今の病院がベストなのか?

では、
何故そんな曖昧な対応の医者に
何回も委ねていたのかと
今冷静に考えたりしますが、
初めてで分からない事だらけの中
・医者も看護師も優しくて親身
・施設も充実してる
・薬を使って仕事と両立させてくれる
良い環境だって思い込んでしまってたんですよね…
途中そこで友人が授かっていたり。

転院すると、
1から検査のし直しや
医師とも関係を築き直す必要がある
卵もまだ残してるしなぁなど
急いで移植して早く結果を出したい!と
早まる気持ちのせいで
後ろ向きになり
後回しにしたのがこの結果です。

伝えたかったこと

もし、なかなか原因が思い当たらず
このままこの病院で良いのかな…と
思うことがあれば、
「転院」とまでいかなくても
様々な治療方針(化学療法や自然に従う方法など)を試し、自身の身体になにが合うのか?
納得いくまで探してみる価値はあると思います!

それではまた!

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