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無駄を嫌う女がクリスマスを楽しむ努力をした結果得たもの

年々イベントごとへの関心が薄れてきた。
デートの予定があるわけでも、友達とバカ騒ぎできるわけでもなく、ただ「その日」をいつも通り過ごすだけ。

だから、YouTubeで家の中をクリスマス仕様に飾り付けしている動画を見て軽くカルチャーショックを受けた。

『え、わざわざそれにお金と時間をかけるの???』

もともと綺麗好きだから部屋の掃除はよくしていたけど、何かを飾ったりインテリアにこだわったことは今までなかった。
つまり、「なくても困らないもの」にはお金をかけてこなかったのだ。

ワクワクしたくなった

事あるごとにイベントを楽しむ人たちを、最初は冷めた目で見ていた。だけど、次第にそれは「羨ましい」に変わっていった。

『どんなに些細なことでも自分なりに楽しめる人って、人生も楽しめるんだろうなあ』

そして何を隠そう、私は冬が大好き。
冷えきって澄んだ空気も、においも、白い息も、この年末に向けてバタバタっとしたまんざらでもない騒がしさも。

準備🎄とりあえず形から入ってみた

『ワクワクしながらクリスマスを待つって、なんかいいな』
『せっかく大好きな季節がやってきたんだから、全身全霊楽しんでみようじゃないの!』

ということで、迎えた仲間たち。

ヨガサンタがツボすぎてコンプリートしたい
立体は娘が破壊しかねないので平面ツリー
左のオルゴール(1,000円)娘がお店で離さなかったから買ったのに秒で飽きられた


モノが増える&一瞬しか飾らないのに・・・と思っていたけど、目に入る度にクリスマスを感じてちょっと嬉しくなった🎄

当日🎄それっぽいことやってみた

①サンタさんにプレゼントを用意してもらう

23日の夜、娘の枕元にプレゼントを置いてもらった。(もちろん🎅に)
翌朝、何やら大きな異物に気付いた娘は数秒「無」の状態。焦ったサンタの使いが「わ~!これなんだ~!?」とあおると、「・・・しゃんたしゃん」と認識に成功。

最近おままごとにハマっている娘に、小さなキッチンセットをプレゼントしてくれたサンタさん。「炒める具材用に使えるかな?」と思ったサンタの使いは、スーパーボールを数個渡した。キッチンセットよりもテンション上がっていた。()

撮影:娘 この角度の写真30枚は撮ってた(連写の鬼)

②一日中クリスマスソングを流す

音楽ってすごい。季節感ゼロの部屋でも、その曲が流れただけで一面の雪景色が見えるレベルで雰囲気変わった。
プレイリストの選曲が絶妙で、夫と懐うたで盛り上がった。(その頃娘はスーパーボールに夢中)

ちなみに私的No.1クリスマスソングは、マライア・キャリーの『Merry Christmas』!王道!!!

③お菓子を作る

「お菓子の家だったら娘も一緒に楽しみながら作れるかも!」と思い、無印良品でキットを購入していた。
生地から作るタイプしか店頭になかったので、「まあヒマだしのんびり作るか~」と思って購入したけど、箱を開けて細かすぎる切り抜き台紙と説明書を見て絶句。

正直に言います。私はその瞬間、「生地全部丸めて普通にクッキー焼こうや・・・」って思った。でも、さすがに言えなかった。
対して、夫は違った。説明書をきちんと読み、作業が進みやすいように工夫をし、「次はこうだからこうしたほうがいいね」とアシストまでしてくれた。

娘と楽しむどころか、娘のいるリビングをベビーガードで封鎖し(まじごめん)、大人二人で必死に作った。

ほぼ夫作。すごくないか???

来年はケーキ買います。

「無駄」をやってみた結果

思い描いていたクリスマスとはちょっと違ったけど(特に③)、自分たちで「楽しもうとした」ことが想像以上に楽しかった。大変だったけど(特に③)、いい思い出ができて大満足。

今回はクリスマスだったけど、なんでもない日を「いつもの日」にするか、「特別な日」にするかは、自分たち次第だなあと学んだ。

(番外編)

余った生地で作ったアンパンマン。(もちろん夫作)
固すぎて娘食べられずお互い無念。(大人がちゃんといただきました)


メリークリスマス!

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