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【選んで無職日記81】初めての自分の本

2024/10/4

 一昨日から腹具合が悪い。食事を取ってもすぐにトイレに駆け込む。
 今日も朝起きたときに胃がモヤモヤする感覚があって、しばらくベッドから出られなかった。
 起きて夫に話すと、昨日シチューにしたジャガイモが少し固かったかもとのこと。そういえば一昨日作った肉じゃがを食べたあとも同様にお腹を壊したことを思い出す。ジャガイモのせいか。

 起きてから太田胃散を飲み、自室件寝室でごろついているとインターホンの音が聞こえた。そういえば今日、自分で作成した初めてのエッセイが届くのだ。昨日から待ち遠しく思ってヤマト運輸の追跡を何度も確認していた。
 玄関のドアを開けると定期配送を頼んでいる水と一緒に、小さな段ボールが置かれていた。リビングで開けると注文していた本が何冊も入っていた。
 本については別途日記としてではなく書きたいことが沢山あるのでそちらに書こうと思うが、二十冊以上私の本名が入った本を見たことが今までになかったので、本当に感動してちょっと泣けてきた。

 昼は胃を大事にすべくお茶漬けと卵焼きを作って食べた。今日もピラティスを予約していたが、今日行くのは得策ではなさそうなのでアプリでキャンセルする。明日は行けるといいなと思いながら、土曜日のクラスを予約した。

 インスタグラムで本を作ったことをストーリーズにあげると、仲の良い友達が読みたいと言って連絡をくれて嬉しかったので、メッセージカードをつけて配送する準備をした。OPP袋に梱包するのが楽しい。

 本が届いた時点で母に連絡すると、早く読みたいと返信をくれた。母から父に伝わったらしく、父と電話をするタイミングがあったのでその時に父からこれなに?と聞かれ、恥ずかしながらも父方の祖母のエッセイを書いたと伝えると、「ええ~お涙頂戴みたいなやつ?!」となんだか嬉しそうにしていた。お前すごいな、本作るなんて、と言われたときに、何だか認められた気分になって嬉しかった。
 

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