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資産運用を考えるなら宝飾品より金がオススメ

ジュエリーを資産に出来るのは、ほんの一握りの人


婚約指輪や結婚指輪、その他のジュエリーを今後の資産という事で購入する方がいます。残念ながらそれは間違いです。

婚約指輪に使われるダイヤモンドはとても高額じゃないかと言われそうですが、実際のダイヤモンドの価格は実際の販売価格という訳にはいかず、当然ながらそうではありません。

例えばダイヤモンドの場合は相当大粒なカラーダイヤモンドでしかも高品質であるとか、ジュエリーではかなり珍しく本当に綺麗であり品質も色も良い物でしか資産になりませんし、博物館級くらいじゃないと資産にはなりません。

宝飾品より確実なのは金(ゴールド)

ボクが読んでいる宝石商のメイドという漫画にも載っていますが、価格が安定し誰が持っていても価値は一定ですし燃えません。

ただ、ボクが仕事を始めた30年近く前は金の相場は1グラム当たり千円程度でしたが、今は高いときで10倍する時がありました。これ以上高くなるかは分かりませんが、個人的には政情不安が酷くなりそうな世相ですし、まだ上がるんじゃないかなと思っています。

あんまり上がって欲しくはありませんが、世界で戦争などが起き広がれば世界で通用する金が資産になる事は間違いなく、また相場価格が上がるという事態になると思っています。

宝飾品と金の換金率の違い

試しに宝飾品と金の換金を行ってみると分かりますが、宝飾品は宝石の価値をほとんど見ずに地金重量だけで判断される事がほとんどです。

反対に金は検査の結果、金という事が分かればすぐに相場買取価格で買ってくれます。

そう考えると、宝石の価値はあってないような物ですし、金は誰もが分かる価値を持っています。

代表的な違いを専門的にまとめると以下の通りですね。

流動性

金はいざというときにサクッと現金に換金できるから手っ取り早いです。
でも宝飾品って、売るのがちょっとハードル高いことがありますよね。
査定とか手続きが結構面倒だったりします。

価値の安定性

金のもう一つの魅力は、その価値の安定性にあります。

金は通貨や他の資産と比較して比較的に安定しており、経済の不安定さや通貨価値の変動に対して安全な避難先と見なされています。

これに対して、宝飾品はデザインや需要によって価値が大きく変動する可能性があります。

資産保全

金は劣化しにくく、保管が容易なため、資産としての保全性が高いとされています。

宝飾品は素材やデザインに依存して価値が変動し、メンテナンスや修理が必要な場合があります。

取引コストの低さ

金は比較的小額からでも取引が可能で、取引コストが低いのが利点です。

これに対して、宝飾品は取引に関連するコストが高い場合があり、市場が限られていることも考慮する必要があります。

国際的な受け入れ

金は国際的な受け入れが高く、世界中で流通しています。

これに対して、宝飾品は文化やデザインの好みによって需要が異なり、国際市場での受け入れが限られることがあります。

まあ、どっちがいいかは人それぞれですが、投資として考えるのであれば自分の目的やリスク許容度を考えるとわかってくると思いますよ(^^)

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