山本健介

ジエン社という劇団の主宰です。yamabom@gmail.com

山本健介

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マガジン

  • 高校演劇審査員日記

    山本が2019年9月に初めて高校演劇の審査員をやった時のツイッターのまとめです。以降、審査をやらせてもらうたびに長文ツイートするので、その都度まとめています。劇のアーカイブとしてもご活用いただければ幸いです。

  • どらま館LABO『えんげきのえ』

    • 9本

    どらま館LABO『えんげきのえ』は、短い演劇をつくる企画です。 演出家、俳優、スタッフセクションでメンバーを募って、集まった人と4日間で新作短編に取り組み、発表します。 詳細は☟ https://www.waseda.jp/culture/dramakan/news-en/6423

  • 『何もしない園』について

  • 「ただ居る」記。

    ひょんなことから、毎週、劇場の喫茶スペースに「ただ居る」事になった人の、ただ居た記録。ただ居ると聞いて、いろんな人が来訪してきたよ。

  • 弱小高校演劇部のヒラコ

最近の記事

ある日の高校演劇審査員日記・2024年秋その②

 前回に引き続き、第47回東京都高等学校文化祭演劇部門地区大会・第78回東京都高等学校演劇コンクール地区大会発表・多摩北地区Aブロックの、2024年9月15日の様子です。 〇多摩北地区A・大会二日目・9月15日(日) ① 都立東久留米総合『コウノトリのギフト』  こちらはご縁のある作家さんに脚本提供を受けたという高校。  男性三次元の推しにハマる女子校生の二人。二次元推しの一人を交えて三人で、教室でオタ活談議に花を咲かせる。  しかしその推しが突如配信にて「自分の

    • ある日の高校演劇審査員日記・2024年秋その①

      はじめに  あらためましてこんにちわ。脚本家の山本健介です。  2年ぶりに、高校演劇の地区大会の審査員を務めさせていただくことになりました。  第47回東京都高等学校文化祭演劇部門地区大会・第78回東京都高等学校演劇コンクール地区大会発表・多摩北地区Aブロックの、2024年9月14日・15日・16日分の、計12団体の審査です。  この中から、次の中央大会に向けて2つの推薦高を決め、さらに優秀校を4校選出する(内・次点の1校を決める)という仕事です。  で、僕は、見た高

      • 【速報】机上演劇『別人カフェ』の試演を、やります。

         速報ですが『別人カフェ』という形式の、机上の演劇『別人カフェ』の試演会を、やります。とても試演なので、とてもひっそりとですが、やります。  日時は10月12日(土)、13日(日)、4回公演。  場所は上野です。とあるバーを借りさせていただき、やります。  詳細は、また、後ほどです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〇『別人カフェ』とは、一言で言うとどんな企画か  カフェの席にいる観客を、「別人」だと見立て、俳優が話しかける形式の少人数・小規模演

        • 小規模演劇試上演『別人カフェ』の、研究会③をさらにやるんだの会

           『別人カフェ』という演劇の企画を思いつきまして、実は準備を手探りでしています。  前回、前々回とこの企画の研究会をやりまして、「あー何か始まろうとしていて楽しいなあ」と思いつつ、また10月の中頃に試演上演の動きもあって、来てくれた人に出演をお願いしたり、また脚本を読みながら個人の体験とか、取材のような感じでよもやま話をしたのがとても面白かったのです。  で、また研究会をやらせてほしいので、やらせてください。近々では人を集めてオープン目にやる会は9月では最後になるかもです

        ある日の高校演劇審査員日記・2024年秋その②

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        • 高校演劇審査員日記
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          4本
        • 『桐島、部活やめるってよ』TRPG
          9本

        記事

          小規模演劇試上演『別人カフェ』の、研究会②をやらせてくださいの会

           『別人カフェ』という演劇の企画を思いつきまして、実は準備を手探りでしています。  それで、この企画の研究会を前にやりまして、異様に勉強になり、楽しかったので、また研究会をやらせてほしいので、やらせてください。そして皆さんもぜひ、参加していただければ幸いです。  前回は台風余波もあったのに2名も参加していただいて、演劇や表現に関する雑談をしながら、こつこつとテキスト読んで時間を忘れて過ごしました。 【参加方法】下記フォームにご入力ください↓ 〇『別人カフェ』とは、一言で

          小規模演劇試上演『別人カフェ』の、研究会②をやらせてくださいの会

          少人数小規模演劇試上演『別人カフェ』の、研究会、および協力者募集の会を、やらせてください

           『別人カフェ』という演劇の企画を思いつきまして、実は準備を手探りでしています。  それで、この企画をどうしたらできるかなあとか、あるいは、ちょっと変わった上演形態の演劇に興味がある方がいらっしゃったら、ぜひ研究会にご参加いただけたら嬉しいのです。 【参加方法】下記フォームにご入力ください↓ 〇『別人カフェ』とは、一言で言うとどんな企画か  カフェの席にいる一人の観客を、「別人」だと見立て、俳優が話しかける形式の少人数・小規模演劇の企画です。 〇『別人カフェ』とは、

          少人数小規模演劇試上演『別人カフェ』の、研究会、および協力者募集の会を、やらせてください

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」の四日目

          ◆観察四日目「えんげきのえ」の最終日は、観客を入れての「上演発表」と「演出助手による、経過の報告」がセットになった日程。  参加者が3日間かけて作った上演物を見るのと、この企画の肝として、「何が行われていたのか」の報告を聞くというしつらえになってます。  参加者の皆さんは午前からいわいる「場当たり」という作業をしている中、私は13時に来場。一応、客席誘導の役割として劇場内に。  なんとなく、上演前の劇場のこの時間に、発声練習をしてしまう私。ストレッチしてしまう私。「あるあ

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」の四日目

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」の三日目

          二日目の観察はこちら↓ ◆企画の3日目 暑い日が続いています。そんな8月3日は、早稲田ではオープンキャンパスが実施されており、受験生の方も多くいらっしゃっているさなか……。  私は14時に早稲田どらま館に到着。  本日は主にCチームの稽古を中心に観察していきます。 ◆段ボールが増えている。 Cチームの俳優たち、本番仕様の衣裳ということでスーツを着てた。この短い時間で各々、よく集めてきたなあ。  そして、昨日より段ボールの数が明らかに増えとる。段ボールまみれの劇場内。これが

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」の三日目

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」の二日目

          初日の観察はコチラ↓ ◆企画2日目になりました 昨日の発表を経て、3チームどのように稽古していくのでしょうか。  山本は先の用事を済ませ15時半に会場に到着。  今回は見学者が2名いらしており、また、見学者ブースが出現していました。  全体的には10時半からみんな稽古をスタートさせていまして、まさに佳境、肩が温まっているところにやってきましたよ。 ◆Aチームの稽古 本日は主にAチームを中心に観察。   稽古場では「小道具をどこまで用意するか」を議論していました。 「

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」の二日目

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」の一日目

          ◆自己紹介と経緯 こんにちわ。  The end of company ジエン社という劇団を主宰している、山本健介です。  このたび、早稲田どらま館の企画『えんげきの”え”』という企画で使われる、15分くらいの演劇の脚本を担当することになりました。(下記リンクで公開されています)  で、さらにですね、その企画で、何をやっているのか。「観察」という役目を任されまして、今回はそのレポートです。詳しい経緯は下記リンクにて。  そんなわけで、下からがその「観察」の見聞録になり

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」の一日目

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」をやることになりました。

           こんにちわ。  The end of company ジエン社という劇団を主宰している、山本健介です。  このたび、早稲田どらま館の企画『えんげきの”え”』という企画で使われる、15分くらいの演劇の脚本を担当することになりました。  それで、それを使って8月1日から4日まで、参加していただいた方々が、稽古をし、8/4日が上演の発表になります。14時から、早稲田どらま館で上演発表になります。関係者じゃなくてもご覧になれます。詳細は下記のリンクをご覧ください。  わあ、ス

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」をやることになりました。

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の脚本を書こうとしている人が、ただ居る、の会。その2

           こんにちわ。  The end of company ジエン社という劇団を主宰している、山本健介です。  このたび、早稲田どらま館の企画『えんげきの”え”』という企画で使われる、15分くらいの演劇の脚本を担当することになりました。  そうなんですよ、僕、早稲田の劇団森というところの出身なんです。  それでなのですが、脚本、書いちゃったんです。  まだテスト稿なのですが、書いちゃったんです。  それで、オーダーが若干変わったというのもあって、たぶんこの稿は使わないのですが

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の脚本を書こうとしている人が、ただ居る、の会。その2

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の脚本を書こうとしている人が、ただ居る、の会。その1

           こんにちわ。  The end of company ジエン社という劇団を主宰している、山本健介です。  このたび、早稲田どらま館の企画『えんげきの”え”』という企画で使われる、15分くらいの演劇の脚本を担当することになりました。  そうなんですよ、僕、早稲田の劇団森というところの出身なんですよ。  それでなのですが、今のところ、ほんやりぼんやりとしたアイデアがあり、そのぼんやりとしたアイデアの話や、それにちなんだ雑談をしながら、なんとなればその場で脚本、書く、という事

          早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の脚本を書こうとしている人が、ただ居る、の会。その1

          『別人カフェ』の企画書も読んでくれませんか?

           『別人カフェ』という企画を考えたのです。  企画書はこちらになります。  こちら、突然どうしたのかという話ですが、前々から思いついたことがあり、でも、フワッとしていて、なんかこう、正しくは、企画書にするにはもう2段階、早いのですが。  詳細は、上記の物を読んでいただけたらと思うのですが、というか、あれだ、近いうちに(5月29日)に、私が上野にただ居るので、そこにも持っていきます。詳細は下記に。あてのない企画書も、ただそこにあると思いますので、見てはくれないでしょうか。

          『別人カフェ』の企画書も読んでくれませんか?

          【上演のあてのない脚本が、ただここにあります、の会】その2について。

           こんにちわ。  The end of company ジエン社という劇団を主宰している、山本健介です。  上演のあてのない一人芝居の脚本を書きました。ただ書きました。『永遠幼稚園』というタイトルです。幼稚園のお話。一人で演じる前提で書きました。45分くらいの長さです。  ダウンロードはこちら。   こちら、今すぐ上演、というアテはついていません。  この脚本を使って、いろんな人にあいたいと思って【上演のあてのない脚本が、ただここにあります。の会】をしたいと思っていま

          【上演のあてのない脚本が、ただここにあります、の会】その2について。

          【上演のあてのない脚本が、ただここにあります、の会】について。

           こんにちわ。  The end of company ジエン社という劇団を主宰している、山本健介です。  上演のあてのない一人芝居の脚本を書きました。ただ書きました。『永遠幼稚園』というタイトルです。幼稚園のお話。一人で演じる前提で書きました。45分くらいの長さです。  ダウンロードはこちら。   こちら、今すぐ上演、というアテはついていません。  この脚本を使って、いろんな人にあいたいと思って【上演のあてのない脚本が、ただここにあります。の会】をしたいと思っていま

          【上演のあてのない脚本が、ただここにあります、の会】について。