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【上演のあてのない脚本が、ただここにあります、の会】について。

 こんにちわ。
 The end of company ジエン社という劇団を主宰している、山本健介です。

 上演のあてのない一人芝居の脚本を書きました。ただ書きました。『永遠幼稚園』というタイトルです。幼稚園のお話。一人で演じる前提で書きました。45分くらいの長さです。

 ダウンロードはこちら。 

 こちら、今すぐ上演、というアテはついていません。

 この脚本を使って、いろんな人にあいたいと思って【上演のあてのない脚本が、ただここにあります。の会】をしたいと思っています。

【詳しい日時と場所や概要】
日時:5月6日(月・祝) 16時~21時 
場所:早稲田小劇場どらま館(https://www.waseda.jp/culture/dramakan/
出入り自由。料金特になし。
以降、月に二回くらいで、いろんな場所で開催予定。
内容:脚本がただある空間での感想交換、雑談会、はずみで、簡易稽古会。
目的:いろんな人へ、脚本のある空間にただ居てもらう事で、演劇の創作にわずかでも関係してもらう。

 私の知らない人。演劇をやったことのない人。興味がない人。何かしたい人。演劇をやってみたかったけどできなかった人。かつて演劇をしていたけど、もうできなくなった人。なんとなくつらい人。何かしたいけど忙しくてほんとう、10分くらいしか会えない人、などに、参加していただけたら嬉しいなあ、と思っています。
 
 少なくとも、今、私が演劇を上演すると、とても疲れてしまうという事に加えて、先に挙げた人たちには見てもらえないんじゃないかと思ったのです。特に、10分くらいしか会えない人って、現代において、演劇に接点持ちづらいよなあ。そういう人、たくさんいるよなあ。

 皮算用として、今、頑張って私が一人芝居の上演をこぎつけたら、100人くらいは観客として見ていただけるかもしれない。でもそれらはほぼ「現時点で、演劇を見ようと思ってくれる人」「いままで縁や関係があった人」に限られてしまう。いままで関係がなかった人には、関係ができない。

 だから上演に至る前「ただ、この脚本があるよ」という段階で、知らない人に会って、話を聴く、などをすれば、今まで接点がなかった人にも、「関係があった人」になっていただけるのではないか。

 当日、具体的には、少人数の、3、4人くらいの参加者のイメージです。そして参加と言っても、何をするでもありません。上演前の脚本がただあり、書いた私がただ居て、ただ居るだけです。

 出入り自由。特に挨拶もなく来て、挨拶なく帰ってもらって大丈夫。
 事前に下記に連絡いただければ脚本を印刷しておきます。

 脚本は公開していますが、読むのが家だと面倒とかもあるので、会場に来てから読んでもらうというのもありだと思います。

 で、劇場のような場所が会場になっているので、思い付きで脚本を声を出してもらったり、ワンシーンでも演じてもらったらうれしい。
 意見や感想を伝えたらすぐ帰る、もぜんぜんあり。
 また、他の人の感想をただ聞くだけで、ただ居に来ていただけるだけでも全然うれしいです。
 当日はペットボトルお茶は用意します。脚本を肴に「幼稚園時代、私の両親は突然、エアロビを始めて……」などの自語りも聴く、みたいなことも聴けたらいいなあ。

 また、今書き上げた一人芝居の対になるような、同じ設定でもう一つ一人芝居の脚本を書きたいと思っていて、その取材もしたい。

 その脚本というのが「女性が主人公」にしたく、「幼稚園時代に女性は何を思っていたか」「幼稚園時代と現在の年齢になって、どこで性格が変わったか、変わらないか」「父母、ほか、きょうだいが居た場合、どんなふうに幼稚園時代に彼らの事を思っていたか」「二階から物を落としたことはあるか。あったとしたらどんな気持ちだったか」「人をぶん殴りたくなった時って、女性は幼稚園時代にあったか」とか、そんな話が聞けたらすごい嬉しい。
 や、男性の場合もそれに類するような話を聴きたいです。

 演劇が、自分にとって関係がないものと思っていた人、関係が途切れてしまった人、関係を作りたい人と、今、ここにただ脚本があり、未上演であり、これからどうするか分からないものがここにあるので、この脚本を使って、関係をしませんでしょうか? 

 という感じです。

 どうぞよろしくお願いします。
 なんか、わけわかんないなとか不安だなとかありましたらご連絡ください。(Twitterでも、メールでも:yamabom@gmail.com)


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