見出し画像

無自覚な自己中の原因と、直す手順

なぜだか、他人から嫌われてしまう…
でも、その理由が分からない…
理由が分からないから、治したいのに、治し方が分からない…


そんな気持ちの発達障害のかたも、多いんじゃないでしょうか?



これも、私自身がそうだったのですが、
発達障害の特性もあり、それが元になってイジメを受けたり、親からの否定的な対応だったりで、

無関係の人の言葉や態度の受け取り方や、イメージまで、無意識に悪者とみなし、歪めてしまっていました。

二次障害の、アダルトチルドレン、複雑性PT SDといった症状になっていたのです。


自己中の根底は、怖がりだから

今まで生きてきた経験から、自己否定が強かったりすると、極端に怖がりになる場合があります。



極端に怖がりになると
無意識に、自己中になっちゃうの。



どういう事か、説明して行きますね!





怖がって、自分が傷つかないようにと必死になるとね、周りがみんな、敵に見えちゃうし
自分のする事の基準が、全て、自分を守る為の行動だけになってしまうの。



例えば
自分の言動に、
相手が怒ったり、悲しんで

『それは嫌だから、やめて欲しい』

って言ったとしたら


その言葉が、

『相手から、自分が責められている』

ように映ってしまうことがあります。


そして、相手に

『責めないで!』

と怒ったり。


でもこれ、
冷静になって考えてみてください。


自分が、相手の嫌がる事をしたから、それをやめて欲しい、って言ってるのは、正当な主張で、相手が自分を責めている訳では無いですよね?


通常の判断では

『嫌だったんだね、ごめんね、
 次から気をつけるね』

と、こんな感じになるかと思います。

でも、その発想が、出来ない。

何故なら、

指摘や叱りなども、
相手から攻撃された!と認識しているから、

いくら正当な主張だ、と伝えても、理解出来ない
のです。




例えば
相手が重い荷物を持っていて、

『手伝ってあげたいなぁ』

って思ったとします。

でも、これが自己否定が強かったり、自尊心が低かったりすると

『私なんかに手伝われても、
 嫌な気持ちになるだろう』


のように、
本人は謙虚なつもりで、行動しない、を選んだりね。


この場合、一般的には
手伝って貰ったら嬉しいものだけど

『相手は、私なんかに手伝われても嫌だろう』と考え、

本人は、相手を思って、
手伝わない方が相手の為だ、
と認識しています。


これはどうしてそうなるのか?というと、

自分が動いて、昔のように拒否されたり、余計なお世話だと扱われて、傷つくのが嫌だから、

動かなくて良いように、自己正当化してしまうからです。

動かなければ、傷つくことは無いから。



そして、この状態って、
この相手の思うだろうことを
自分を嫌う前提で、見ています。




これね、
奥の方の思い込みが、
こうさせています。



その思い込みは、
この例の場合で言えば

『周りはいつも自分を傷つける存在だ』
『周りは敵だ』
『周りは私を受け入れてくれない』

などかな?



自己否定が強かったり
自尊心が低かったりすると
怖がりになりやすく
そうなると
常に相手を疑い、信用信頼出来ない状態。



だって、怖いもんね😌
だって、傷つきたく無いもんね😌

ちなみに、私も昔、この視点から周りを見ていたので、人間関係が上手く行きませんでした。



なんでこうなるのかは、幼少期に何か傷つくことがあったり、日常的に否定や受取拒否をされたり、といった経験があったりと、様々なネガティブな経験から来るのですが、その事によって、何をする時でも、自分が傷つかないようにする為に防衛本能が働き、

【相手から、自分がどう扱われるか】
に基づいて考えて、
さらに、ネガティブな結果を勝手に予想して、そうならないようにと行動するからです。


これは、どういう事かというと、
ざっくり言えば
本人の無意識のまま、心の成長を拒んでしまい、無意識のうちに、自己中心的な振る舞いになってしまっているのです。

無意識のうちに、無自覚のままに、自己中になってしまう、という事。


恐れから来る思い込みによる、自己中から抜けるには

では、この、周りを敵だとみなしている思い込みから抜けて、正常な判断、行動に直して行くのには、どうしたらいいか。

簡単な手順を書いてみます。

●その自分の現状に○をつけ、認める

●その現状の【なんで、そうしてしまうのか】(例えば、責められていると思うのは、何でそう思うのか?など)を掘り下げる

●その【なんで、そうしてしまうのか】という理由を【あぁ、自分はこう思っているから、そう判断しているのだな】と認める

●そう判断している思い込みを【今までよく頑張ってきたね】と認めて大切に扱い、その上で【もう必要無い】と手放し、

『相手が私を大切に扱ってくれる人だったら、どうだろう?』
『怖く無かったら、どうだろう?』
と自分で、どう対応するか考え、
信頼出来る人に『こうするんじゃないかと思うけど、どうかな?』と聞いて、一般的な考えかどうか確認する(私が実際にやった方法)

もしくは、【リフレーミング、思考の歪みリストとリフレーミングする時のポイント】で、確認する(検索すると出てきます)

●実行し、成功体験を積み重ね、癖付けしていく


この手順で、書き換える、というのをやりながら、もう一方で、
自立へ向けて動いて行く。

自立とは何か

自立へ向けて動いていく、とはどういうことかというと、まず、自立とは何かというところが大事になります。

自立って聞くと、皆さん、どんな事を思い浮かべますか?

・自分で稼ぐ事
・他人に甘えない事
・自分の事は自分でする
などなど…

こういった事を思い浮かべるかたが多いかと思います。

が!!!

本来の自立とは【自分だけで生きる】ではなく【全体の中に、自分が居る状態】で、動く。

主語を【私】から【私たち】へ変えること
なんです。

自分を含めた全体の事を考えて、行動して行く。

だから、お互いに協力し合うこと。
その為に、自分が、先に与える人である事。

その、与える事の中には、
実は【頼む、頼る、お願いする】なども含まれるんです。

頼まれたり、お願いされたりすると、人は、【必要とされている】と感じて、自尊心が上がるし、心が満たされます。

なので、時には頼る事も大切なのです。


私だけ  →分離
相手だけ →分離
私と相手 →分離
私たち  →統合


【自分が、どう在りたいか】
【自分を含めた全体の為に、自分が何をするか】

を考えて、行動して行くようにすると
中心が取れてきます😊



大まかには、このステップを踏む事で、自己否定する前の自分に戻ると同時に、成長もして行く事が出来るようになってきます。

人から嫌われる原因が分からない
なぜか?自己中だと言われる
という方は、もしかしたら、ここかもしれません。振り返ってみて、当てはまるようでしたら、ぜひ実行してみてください😉

もしこの記事がスキ❤️って思っていただけましたら、スキ、シェア、フォローしてくださると、嬉しいです😌💓

本質発揮専門家ひとみ
当事者による 大人の発達障害
自己実現の為の基礎創り💫💎🌈❤️

💓自分を認めるチカラ
💓自分を発揮し実行するチカラ
💓処世術 

の3ステップで
あなたがあなたらしく、ありのままに輝いて生きるサポートをしております。

ホームページはこちらからご確認いただけます。見てみてくださると嬉しいです😃💓
↓↓↓





Instagramは、こちら↓↓↓




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?