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唐沢山神社の神殿から吹く風(日常の中の不思議ファイル 21)

唐沢山神社は唐沢山城があったところで、
(城が)落ちないので受験のお守りを買う人とか
古い石垣などがあるので、城マニアがよく訪れているところだとか。

こんな山の上の神社だから
人もあまり来ないのだろうと勝手に思っていたけれど
平日でもそれなりの人、人、人…

広い駐車場から、くい違い虎口(くいちがいこぐち)を通り抜け
緩やかな坂道を歩いていきます。

途中、天狗岩や大炊の井など見所はたくさん。

唐沢山山荘では期間限定ですが
春は筍料理、秋は松茸料理が有名でお弁当も販売しています。

のんびりと坂道を上がっていくと
眼下には関東平野が広がり、晴れた日にはスカイツリーも見えます。


そんな風にして手水舎を過ぎ、
最後に急な石段を登っていくと本殿があります。

その日は晩秋のおだやかな日差しの日でした。
後方南側から来るそよ風は冷たくて冬の訪れを感じさせます。

そして、
本殿に参拝し手を合わせている時でした。

後ろから吹いてくる冷たい風とは反対側、
正面の本殿の奥から、温かい風がふわっと吹いてきたのです。

それはほんのひとときでしたが、
「え?え?えええ??」と私を混乱させるのに十分でした。

まあ、だからといって何があるわけではないのですが。
ちょっと不思議な体験でした。


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