【蠍座満月】～心の奥を照らし出す～

4月23日　8：49ごろ
蠍座で月が満ちます。

🌕満月とは

満月は、“開花”を意味し
物事が成就する時期。

新月で蒔いた種が、満月で開花し
「結果」としてあらわれます。

🌑🌕新月から満月までの半年間を振り返る

去年の11月、蠍座の新月ごろからの
半年間を振り返ってみてください。

太陽が牡牛座入りして数日後の満月。

太陽が牡牛座に入る瞬間の配置図をみると
牡牛座の太陽には水瓶座の冥王星が
そして、
乙女座の月には魚座の土星が
それぞれハードに結びついています。

社会的な自分の在り方に路線変更を強いられたり
私生活でも忍耐を求められるような
ちょっとぴりっとしたムードが漂う1カ月。

その期間のなかでのこの満月は
色んな面において「区切り」をつけるようなタイミングになりそうです。

🌕蠍座満月からのメッセージ

◆心の奥にサーチライトが当たる

この満月図においては
月と太陽がそれぞれ冥王星と結びつき
不動宮のTスクエアという配置に。

思いと行動が一致しているかどうか
自分が心から楽しんでできることで
社会や周りにいる人たちに還元できることはないか

自分の本質的な部分にサーチライトが当たり
深く見直しが起こりそうな雰囲気です。

蠍座の月は、極端に出ると
どうしても鬱屈とした感覚になりがち。

しかし、言い換えると
自分の心に正直になれるときでもあります。

Yes/Noがはっきりする
白黒決着がつく
偽りを暴き、本音があらわれる

そんなこともあるかもしれません。

◆木星と天王星のブレイクスルー

満月の数日前、
13年ぶりに木星と天王星が重なりました。

このアスペクトに
魚座で重なる火星と海王星が
調和的に結びついています。

ここの間、なんとなく足踏み状態だった人も
予期せぬところから新たなアイディアや
手助けが舞い込んできたり、

夢や理想が追い風となって勢いよく加わるので
なにかしらの動きがありそうです。

確かな手ごたえがあることに
手を付けるというよりも
少々リスクを伴ってでも期待できることに
挑戦してみるのもよいでしょう。

特にこの満月では
MCに土星が重なっていることからも、

自分の立場に責任を持つような
少しの負荷を自分に与えることで
より大きな結果につながるはずです。

チャートルーラーは月。
月のエネルギーがいつも以上に
高まる満月ともいえます。

この満月前後で大切なことは
素直な気持ちに戻ること。

守りたいもの、大切にしたいことの
優先順位がわかることで
気持ちに穏やかさが戻ってきそうです。

🌕🦂サビアンシンボルからみる満月図

5は遊びとチャレンジのエネルギー。
5ハウスや5番目の獅子座とも親和性が高い数字。


五芒星、五稜郭など、五角形のものには
「魔を寄せ付けない」という働きがあります。

月のサビアンシンボル
「大きな岩場の海岸」

長期的な忍耐を通して精神的な強さを育む
感情の荒波に振り回されない地道さ
環境との不協和の克服

太陽のサビアンシンボル
「開いた墓での未亡人」

束縛から解放され自分の足で歩く
過去を捨てる準備をする
より大きな可能性にチャレンジする機会が訪れる

人生の切り替わりをあらわすような
どちらも力強いシンボル。

過去を断ち切るには
それ相応の覚悟と忍耐が必要なのだと思います。

5は遊びと創造力の数字でもあるので、
現実には一筋縄にいかないことでも
夢見て憧れたり心を躍らせることも大切。

月と太陽は蠍－牡牛という不動宮の軸なので
繰り返ししつこく訓練すること
じっくりと向き合い続けることで
自身に刷り込むという要素も必要になってくるでしょう。

🌿お守りアロマ＆サポートハーブティー

蠍座の満月では、
支配星である火星のエネルギーを味方につけて。

≪ パイン（松）≫
・キーワード：森林浴
・呼吸を深め、疲労した心身を回復する、意識をクリアにし集中する

≪ ブラックペッパー ≫
・キーワード：活力
・心身の疲労や停滞感を回復、活力を取り戻す

≪ ジンジャー ≫
・キーワード：刺激剤
・停滞した心身の機能回復、もやもやした時のサポート

≪ コリアンダー ≫
・キーワード：確信
・生きる欲求、エネルギーを静かに搔き立てる

ジンジャーやガーリック、バジルなどは
料理にも取り入れやすいハーブ。
ぜひ使ってみてください。

ハーブティーは
紅茶やコーヒー、緑茶などカフェイン入りの
飲み物全般。

マテ茶やネトルティーもおすすめです。

4月は水星逆行をはじめ、
皆既日食
木星天王星の合
など、星の動きが活発。

4/16～5/4は「春土用」の期間でもあるようなので
自分を整えながらも
じっと耐え抜くときかもしれません。

揺らぎや違和感も
自分からの大切なサインのひとつ。

不調に飲み込まれすぎずに過ごしていきたいですね。