「植物標本しおり」について
小さい頃、本や日記帳に押し花をはさんだりしていませんでしたか?
そこにはきっと、とっておきの思い出が閉じ込められているはず。
そんな子供の頃の記憶とともに浮かんだのが、「植物標本しおり」です。
ホッとするような、
ポッと芽が生えたような、
フフっと花が咲くような、
そんな読書の時間のかたわらに添えてほしい、しおりです。
主にネットでの販売をしてきましたが、想定以上に多くの方に使っていただき、本当にありがとうございます。
たくさんのお家で、それぞれ読書の花が吹いていく様子を想像するだけで楽しくなります。
製作者のyuginoo.(ユギヌー)のコサージュ技術を生かして作られた「植物標本しおり」。
実は、大きな白い染色用の布から切り出し、一枚ずつ布を染めるところから作っています。
製作過程をご紹介しますね。
1.染色用の白い布を、オリジナルの型紙に沿ってカットする
2.染料を混ぜ合わせ、グラデーションをかけながら染める
3.乾いたら、端がほつれないようにコーティング
4.コテを使用し、熱によって筋や丸みを出す
5.植物の形に成形する
6.しおりになる部分をコーティング
完成です。
種類によって工程が追加されますが、基本はこんな感じです。
簡単そうに見えますが、なかなかそれぞれの工程が奥深いです。
染色も何度か重ねます。
でも既成の型を使ったり、色も単色であったり、造花を使ってはどうも熱量が伝わらないのではないかと思っています。
例えば、
「夏色」(グリーンの葉)をお使いの方が、木漏れ日の下で読書をしているような風が吹きますように。
「スミレ」なら、花言葉の「小さな幸せ」がたくさん降りそそぎますように。
そう願いながら、素朴な作業を心を込めて作っています。
読書の時間が少しだけワクワクする・・そんな存在になってくれたら嬉しいです。
製作者:yuginoo.(ユギヌー)
こちらで全種類をご覧いただけます。
BASE→https://honnomushi.thebase.in/
Creema→https://www.creema.jp/c/honnomushisha
minne→https://minne.com/@mawashi
追記:
嬉しいご感想いただき、本当にありがとうございます!
お客様とのやりとりに、いつも救われています。励みになります。
これからもコツコツと頑張ります!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?