耶馬溪鉄道跡を走るサイクリングロードで春を満喫(大分県中津市)
「旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2022年3月号より)
風を切って走るサイクリングは、密を避けて春の訪れを感じられる人気のアクティビティー。全国にたくさんのサイクリングロードがあるが、大分県のメイプル耶馬サイクリングロードは、1975(昭和50)年に廃線となった耶馬溪鉄道の跡を利用した自転車道で、初心者でも無理なく走れる勾配の緩やかなコースだ。
県道臼木沖代線から山国町守実までの約36キロにわたる「一般県道中津山国自転車道」で、そのうち約22キロが、山国川に沿うように走る自転車専用道路となっている。自転車をレンタルできるサイクリングターミナルもある。
自転車専用道路を走れるので、初心者も安心
耶馬溪の春は桜や石楠花が美しく、菊池寛の『恩讐の彼方に』の舞台となった「青の洞門」などの景勝地を楽しめるほか、沿線には、鉄道文化財としての橋梁、トンネル、駅など数多くの施設が残っており、風情豊かな景色を味わえる。
随所に鉄道跡を思わせる史跡が
春を体感! メイプル耶馬 サイクリングロード
大分県中津市・メイプル耶馬サイクリングロード
☎0979-64-6565
(中津耶馬渓観光協会)
https://nakatsuyaba.com/?introduce=cyclingroad
出典:ひととき2022年3月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。
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