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横浜美術館が大規模改修を終えリニューアル、自由で開かれた空間に

旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2024年4月号より) 

 西洋の近現代美術など約1万4000点もの作品を所蔵する横浜美術館が、約3年に及ぶ大規模改修を終えて3月15日にリニューアルオープンした。

 世界に開かれた港・横浜にある同館の新たなミュージアムメッセージは「みなとが、ひらく」。「多様性」をコンセプトに、誰もが人、もの、考えと出会い、学び、自分らしくいられる空間を目指す。注目すべきは、吹抜けのエントランスが印象的な「グランドギャラリー」を中心とする「じゆうエリア」。作品を見ながらくつろげるラウンジや授乳室、美術図書館などを設けており、いずれも無料で利用できる(2025年2月にかけて順次開室)。さらに、美術館外の広場から中の様子を見られるガラス張りのギャラリーも新設。

 自由で開かれた空間に生まれ変わった横浜美術館で珠玉のアート作品に触れ、思い思いの時間を過ごしたい。

外観は日本のモダニズム建築の巨匠・丹下健三による設計 
グランドギャラリー。ガラス張りの天井からはやわらかな自然光がふりそそぐ 

撮影=新津保建秀

横浜美術館
神奈川県横浜市西区
[時]10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで) 
[休]木曜
[料]展覧会ごとに異なるため、ホームページをご覧ください
☎045-221-0300  
https://yokohama.art.museum/
横浜美術館note
https://yokohama-art-museum.note.jp/

出典:ひととき2024年4月号

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