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昭和のトップアイドル、中山美穂さんの歌と映画の話

今回は中山美穂さんについて振り返ってみたいと思います。

とは言ったものの、正直あまり、いえ殆ど存じておりませぬ。
では何故取り上げるのか、その答えは中盤あたりからジワジワ出てきますので、とりあえず始めまてみますね。

中山美穂さんは1970年生まれ、私より3つ年上のほぼ同世代です。
1985年(昭和60年)1月に『毎度おさわがせします』で女優デビューされました。12歳だった私はサッカーボールしか眼中になかった頃でして、このドラマを見ておりません
歌手デビューはそれよりも後、同年6月の『C』という曲だそうです。この歌も知りません
さらに同年、映画『ビーバップ・ハイスクール』に出演されますが、これも見ていません

ファンでもなんでもないじゃないか! と言われても仕方がないほどの無関心っぷりですね。 ところが。。。翌1986年から私の中に異変が起きます。

『色・ホワイトブレンド』『JINGI・愛してもらいます』
『ツイてるねノッてるね』『WAKU WAKUさせて』
『「派手!!!」』『50/50』
『CATCH ME』『You're My Only Shinin' Star』
『人魚姫 mermaid』…

全部知ってます。 何故???
時々歌番組を見ていたのでその影響かも知れません。

その後も快進撃は続き、
『遠い街のどこかで…』『世界中の誰よりきっと』
『ただ泣きたくなるの』『HERO』…

凄いですね。ヒット曲しかありません。
キリがないので歌はこの辺にしておきましょう。
さて本題はここからです。

アイドルだか、歌手だか、女優だか、タレントだか、そのあたりの違いも私はよく分かりませんが、私の中では中山美穂さんは『女優』として位置付けています。
私にそう思わせた1本の映画を紹介させていただきます。

『サヨナライツカ』(2010年公開)

主な共演者は西島秀俊さん、石田ゆり子さん。
辻仁成さん原作の、どっぷりな恋愛映画です。

舞台は1975年のバンコク(タイ)です。
チャオプラヤ川沿いに建つ、実在のマンダリン・オリエンタル・バンコクホテルでロケが行われました。

西島さん演じるエリートビジネスマン(石田さんは婚約者)と、中山美穂さん演じるマンダリンホテルで暮らす美しく奔放な女性との愛を描く物語。
要するに西島さんと中山さんが「イケない愛」に陥ってしまうのですが、なんせ中山さんが恐ろしく美しい。

一瞬ですべてを奪い取ってしまう女性。
この女性の役を中山美穂さん以外に、いったい誰ができるのかと思いました。
あぁ、美しい…
 あぁ、悪いヒトだ…
  あぁ、キュートだ…
   あぁ、わがままだ…

誰が監督に就いたとしても中山さんを選ぶのではないでしょうか。

映画の鍵となるセリフがあります。
 あなたは死ぬ時、
 愛された事を思い出す人ですか?
 愛した事を思い出す人ですか?

はぁ。。。どっちなんだろう…

ん? 「愛された事を」って、ただの勘違いの可能性があるからな…
私は「愛した事を」でいいかな。
ぜひ、ご覧くださいませ。

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