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ロマンって何だ

私はロマンという言葉を聞くと、ルパン三世をイメージするのですが、中々その理由が分からないままでいます。もちろん、ルパン三世の世界観がまさにロマンそのものである事は理解しているのですが、それとは別の理由でして、テーマ曲の中にロマンという歌詞があったような気がしてならないのです。(色々と調べた結果どうやら勘違いだった様です。)

歌詞の中には男が追い求めつつも見失うもの、抱えつつも手放すもの、それらを表す多くのワードが存在します。
 獲物、唇、淋しく、自分、世界、流れ星、孤独、夕陽、背中、真珠、まなざし、夢、恐れ、冷たく、愛、風、荒れ、稲光、都会、闇、体、口笛、、、そしてそれらは最後に「男の美学」へと繋がります。
きっと私がロマンと捉えていたのはこの「男の美学」だったのだろうと思います。しかしイイ曲ですねぇ。 

ところで、ロマンというのは男性特有の心理なのでしょうか。女性にもロマンを求める感覚はあるのでしょうか。
女性心理を男が正しく理解できるはずもないので、この疑問については女性に聞いてみるのが一番なのですが、
昔、同僚の女性に一般的な男のロマンについて話をした事がありまして、
「めんどくせ。」と一蹴された事があります。
ロマンって何?と聞くから答えてあげたのに「めんどくせ。」と返ってきました。彼女にとってロマンとはその様なものだった様です。

確かに、一見、一聞の限りでは「めんどくせ。」なのです。それは分かります。その通りです。
オトコはガキんちょなんですよ。いつまでたっても。
 プラモデルを作りたくなる瞬間があるのです。
  コレクションしたくなる瞬間があるのです。

だからディアゴスティーニが売れるのです。
ディアゴスティーニはプチロマンなのです。
「創刊号はハンドル付き!」
「ぷっ、なんじゃそりゃ。」
とつっ込み入れながらも(欲しいかも。。)となるのです。

でも真のロマンは『完成してはいけないもの』の様な気がするのです。
手に入れられないから、ロマンを感じる訳でして、
そこを目指す過程も含めてのロマンであり、
夢、目標、憧れ、生き様、理想、妄想、などという単純な言葉で説明できるものではなく、きっと地球上にロマンを正確に表現できる言語は存在しないのではないのかなと思います。

もしかすると、手に入れられるものが夢や目標であり、どうあがいても、そして手が届いた様に思えても実は「それ」ではなかったものがロマンなのかも知れません。だからこそ求め続けてしまうのかも知れません。

私のロマンは一体何なのでしょう?
小さなロマンなら沢山あるのですが、くだらなすぎて恥ずかしくて書けません。
そもそも小さなロマンはロマンではないのかも。
大きなロマンは、きっとこの先の人生をかけて追い求めていくものなのでしょうね。

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