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日銀が「変な中央銀行」になった経緯=為替介入に関与しない意味

 昨年9月下旬、政府・日銀は急速な円安進行を受け、24年ぶりに円買い介入を実施しました。以前、「為替介入の主語は『政府・日銀』で正しいのか」という記事で、日銀が為替介入の判断に関与しないことを解説しました。ただ、中央銀行が為替に関与しないのは、世界的には「変わり者」です。今回は、日銀がなぜ「変な中央銀行」になったのかを解説します。

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