なぜ「財務省」は批判されるのか=不満のはけ口探しの終着点
財務省が経済低迷の犯人であるかのような論調が目につきます。「もっと財政を出せば景気が良くなるのに、財務省が邪魔をする」という理屈です。財政支出を決めるのは政治(国会)です。何の権力もない財務省批判は筋違いです。それでも批判されるのは、不満のはけ口として格好の存在だからです。過去の「はけ口」も踏まえて経緯を解説します。
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