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【放送大学】遂に卒業研究申請を完了させた。

 こんばんは。

 8月8日から15日まで行われていた卒業研究履修申請を8月10日に終えました。

 ここ最近、日本では地震が頻発していて、南海トラフ地震への備えが必要であるとされていますよね。いつかのための巨大地震にいつもの生活を維持しながら備えましょうって、私にとってはとても難しいことです。常にビクビクしています。不安に感じている皆さん、どうか信頼できる機関の情報のみを収集して、必要な備えをなさってください。私もなるべく通常通りの生活を心がけます。

 地震のこともあって、卒業研究を申請するかについて迷いが生じていました。何かあったときに1人で対応できる自信がないからです。けれど、卒業研究を志してから今まで準備してきたことを無駄にしたくなくて、とりあえず申請はしておこうと思いました。

 申請の結果がわかるのが11月上旬です。今回は、申請を終えた感想と私が提出した研究計画書の型について少し触れたいと思います。私の研究計画書が通過してもしなくても、参考にしていただける内容にできるよう努めます。


研究計画書について(2024年08月の場合:2025年度履修)

 私が一番苦労したのが、研究計画書をどうやって書くかでした。まずはシステムWAKABAで卒業研究事前準備フォーマット(Excel)をダウンロードしました。そのフォーマットは項目毎に文字数をカウントしてくれるので、2023年にアップされたものなのですが、愛用させていただきました。項目は申請者情報以外に7つあったと思います。順に書き記していきます。

①研究テーマ(40字以内)

 研究計画書を書いていくうえで最初に直面したのが、テーマ設定の難しさでした。大まかにやりたいことは決まっていても、その中でどんな研究がしたいのかを決めなければなりません。しかも6か月で研究できる実現性の高いテーマにすることが重要でした。質問箱で指導希望教員の教授とやりとりをして、これまで授業資料を読み直して、テーマを設定しました。最初から学術論文の型にはまった様なしっかりしたテーマは誰にも作れないと思うので、質問箱を利用して指導希望教員に意見を聞いてみることが肝要だと思います。

②研究テーマ概要(最大400字)

 ここもなかなか難しくて…(笑)私はなぜその研究テーマを選んだのか、どんな問題意識を持っているのか、なぜその研究をする必要を感じているかについて簡潔に書きました。今読み直すと、書き直したくなります…。どういう研究がしたいのかをもう少し踏み込んで伝えるべきだったなと反省。400字という字数制限を知らなかったので、最後に少し修正を加えました。でも多分、あの内容が私が書ける限界だったのではないかと感じています。

③指導希望教員

 指導希望教員の決め方には2つあって、手引の教員ページをよく読むことと(可能ならその先生の研究などを調べてみる)、質問箱で指導が可能かを問い合わせることです。この先生がいいと思って質問箱で指導可能かを聞いたとしても、ダメな場合は他の先生を探すことになります。私の場合は手引を読んだ時点で、この方しかいないなという感じだったので割と早めに指導希望教員を決めることができました。決めた後も、その先生には質問箱で細かいところまで質問をして、これで安心だという状態で申請を行いました。

④履修の動機(最大300字)

 ここでは、卒業研究をやろうと思ったきっかけや研究テーマ設定のきっかけを書くことができます。私は最初、卒業研究を志したきっかけについて書こうとしていましたが、オリジナリティーの薄い内容になってしまったので、研究テーマ設定のきっかけについて書きました。なので、研究テーマや概要がしっかり記載できるようになるまでこの項目は保留にしました。テーマ設定に影響した印象の濃いエピソードがあったので、そのことをなるべく簡潔に具体的に記載しました。最終的にこちらも字数制限があることが発覚して、100字削らなきゃいけなかったのがとても残念でした。

⑤既読の先行研究・文献

 この項目には既読の先行研究や文献について記載できますが、私は文献(印刷教材も含む)5本、先行研究や政府が出している資料など3本で申請しました。もっと深いところまで読み込んだうえで、既読の資料を10本以上にして提出したかったのですが、こればかりは仕方ないです。ここでどんな資料をどれくらいの程度読み込んだか、それを何本読んだかは、研究計画書の質に関わってくると実感しました。

⑥研究テーマに関連する放送大学の既修得科目(任意入力)

 ここには、すでに修得済みの科目や履修中の科目を書くことができます。申請を初日に行わなかったのは、成績発表まで待って、修得済みの科目数を増やしたいと思ったからです。先日に成績発表が8月15日だというアナウンスがありましたが、もう待てないと思って、既修得科目5科目と履修中科目4科目で申請しました。統計と調査法を履修中であることも十分アピールになると思ったので、それも記載しました。

⑦現時点での研究計画(1200字程度)

 もともと研究の経験があったわけではないので、この項目はとても警戒していました。計画を立てるのが苦手というのもあって…。早い段階から手引で推奨されていた卒業研究のやり方の本に書いてある研究計画の立案方法を読んだり、卒業研究ガイダンスで教授が解説されていた研究の進め方を参考にして書きました。最初は頑張って書けたと思っても、400字しか行かないそんな状態でした(フォーマットでは極端に文字が少ないのは推奨しないとの記載が)。研究テーマなど詳細が決まっていくと、徐々に計画も立てられるようになっていきました。申請時点で考えられることは1200字程度の範囲内ですべて書いておいた方がいいと思いました。

 そう感じたのは所長面談をした時で、私が「調査に行く計画があってその候補地や選定基準を(今後変更になる可能性はあるけれど)詳しく書いておくべきでしょうか?」と質問したところ、所長は「その方がいいです。なるべく研究の準備が出来ているとアピールできた方がいいです。」とおっしゃっていました。実際に調査候補地域を8地域あげて、なおかつ月ごとの詳細なスケジュールを作って、1300字に収まりました(1200字程度とのことでしたが、字数制限が2000字でした)。

総括

申請を終えた感想

 申請が終わったら、達成感みたいなものを得られるのかなと思っていましたが、そうでもないです。今は自分の体調のことや、自然災害の脅威についての不安の方が大きいです。もっと準備を早くしておけば、もっと気持ちが楽になったのかなとか考えてしまいます。どうしてもやりたいことのために、締め切りまで精いっぱい頑張るという経験をしたのが、何気に今回が初めてだったかもしれません。この嬉しさは、少し落ち着いたら感じられるようになるのかな。

これから

 これからのスケジュールとしては、まず11月上旬に申請が通ったか否かの通知がやってきます。申請が通った場合は仮決定通知が、通らなかった場合は11月の2次申請に挑みます。2025年1月に本決定の通知を受け取ったら、履修登録と学費を済ませて4月から履修開始になります(もちろん1月に履修不可の通知を受け取る可能性もある→その場合、2025年度の履修はかなわない)。

 とりあえず夏は、統計と調査法を何とかしようと思ってはいますが、なかなか取り組めていません。後、既読文献を増やすこともしていきたいのですが…。夏に1つでも卒業研究のために頑張れたということが1つでも出来たらいいのですが。夏が終われば、研究計画を前倒しで進めていくつもりです。

 11月上旬に仮決定通知が来たら、また卒業研究に関する投稿を書きたいと思っています。その時まで卒研に関するトピックの投稿はしばらくなくなります。「卒研申請に挑む。」はたくさんの方に読んでいただいています。卒業研究をやってみたいと思っている皆さんが多くいるんだと気づきました。私の様に「自分に出来るかな」「無理だ」と最初からあきらめそうになっている方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にこそ、このnoteが届くことを願っています。

それではまた。

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