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Billboard, Snarky puppy 2024,03/22

バンドは生き物だと, いつか話していたなと思い出していた. 個々が連動して形作り流れ動く, Function の重なりがまた新しい動きを生み出してそれは世界そのものだった. 

大局的に伺えば, 生命が吹き込まれているように感じたし局所的に除けばエントロピーの増大がまさに起きている瞬間を目の当たりにしているようだし. “何者か“の身体へ入り込んだような感覚に陥った. 

パーカッション, リズム, そこから畝るように込み上げてくる低音と揺れるグルーヴ. Jamison Rossのドラミングがエンジンの如く貫いては重心を掴んで離さず, 豊かに舞うJustin StantonのpianoやTrumpetと重なり合う. Bobby Sparksがメンバーを公転の軌道から外れないエネルギーを注ぎ自転の中心軸を指揮するMichael League のBass. そして彩り走るguiter のChris McQueenに
Mike "Maz" Maher /  (Trumpet)
Jay Jennings / (Trumpet)
Chris Bullock /  (Saxophone) 
の3人のメロウかつ芳しい管楽器幕の内弁当. トドメは全部持って行ったNate Werthのパーカッション. 

これは映画でした. はい, 映画ですこれは. 映像をぶち抜いてくる映画です. 小説の文章から飛び出してくる映画. 

照明といい, エンジニアといい全てが計算された偶然を産むための必然的な環境と道具感にぶん殴られた気がして言葉を失って, アメリカンなグルーヴに頭をフル回転させてみらいながら踊っていた. 壮大な経験. 

ありがとうSnarky Puppy.


感動できる. 祝福しよう. 


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