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メリーゴーランドは回る度、オーラを帯びてくるんだよなぁ。。。

地球が自転した分だけ帯びてくるオーラを嗜むのが好きで堪らない。時間経過のアートと言われればそれもそうだ。

その物自体が広告していた、あるいは使われていた機能や使用価値が測られた市場価値では規定できない物体に変幻を遂げる諸行無常感が堪らない。

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一件して見逃してしまいそうな表情。

廻り廻って得た形質とノイズ。「侘然」を想う時、自然に溶けていく物質の生涯を手触りで愛撫でる。

ハイパー消費社会の残骸達はこれからそうやって何処かでひしひしと幽玄なオーラを纏っていくのだろう。

その美しさたるや、存在を想うことができる資本家によって買収されていくと言う皮肉は衰えた日本の目の梁を取り除くことから始めたいと願うけれどきっとそんなこと理解しようとも聞こうともしない大衆によって潰されるんだろうなと言う地獄図を考えながら、子供達と美しい物について語ろうと反芻する。

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