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たまに展示物の照明に腹が立つなとw

空間演出とか, 照明とか光のことをよく考えるのだけど昨日の夜道を歩いてる時に改めて思い出したことを書いておく. 

街灯がない道を歩いていると, 地上の表面を足の裏で感じられる. スポットが当たっていると対象物に注視していられるし,夜の街は信号の灯りだけでも美しい. 

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光が多すぎ, と言っていいかもしれない. レナードコーレンの著書「わびさびを読み解く」中で,照明ついて書かれていた部分が確か最後の方にあって. 激しく同意したのを憶えている. 

照明が強すぎると, 対象物本来の美しさが削ぎなわれる. 都会の嫌いなところといえば, スカイラインは高いし夜の空が明るくないことだ. 

僕らはライトを浴びすぎていると言っても過言じゃない. スマホのライト然り, 広告の灯りも. 仄かな灯り,キャンドルや電球に心を奪われるのは何でだろうかと考えながら睨めっこしてると, 根源的な郷愁なのか憧れなのかを行き来していた. 

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そんなわけで, つくづく思うのだ. 


光を落とせ, と. 

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