見出し画像

幼児期(3~6歳)向けおすすめ絵本、第2弾です。

こんにちは。
毎週土曜に絵本紹介をしております。

今日は幼児期(3~6歳)の子どもにおすすめの絵本、第2弾です。
第1弾はこちら。


では、いってみましょう!


くれよんのくろくん

退屈だったクレヨンたちは画用紙を見つけて大はしゃぎ。きいろくんはチョウ、あかさんはチューリップ、それぞれ自分に合った絵を描いていきます。
でもくろくんは仲間に入れてもらえません。
「きれいにかいたえを くろくされたらたまらない」
仲間はずれになってしまったくろくんはシャープペンのおにいさんに励まされ、・・・といったお話。

クレヨンたちの会話がとても楽しい一冊。
「くれよんのくろくん」シリーズで4冊出ており、どれも心温まるストーリーです。

【おすすめポイント】
・クレヨンたちに個性があり、会話が面白い。
・一人ひとり(一本一本?)違って、それぞれ良さがあると気づく。
・よく使う身近な道具なので、お絵かきが好きになる。
・なかやみわさんのフレンドリーで明るい絵が楽しい。

そらいろのたね

ゆうじがおもちゃの飛行機を飛ばして遊んでいると、きつねがやってきて、飛行機と「そらいろのたね」を交換することになりました。
そらいろのたねを土に埋めて、「おおきくなあれ」と水をやると、なんと、そらいろの家が生えてきます。そらいろの家はどんどん大きくなり、立派になって、動物や鳥や子供たちの楽しい遊び場となります。しかし、再び戻ってきたきつねが家からみんなを追い出してしまい・・・といったお話。

「ぐりとぐら」でおなじみの中川李枝子さんのロングセラー絵本。
私が子どもの頃に大好きだった絵本の一つです。
絵本の動物の中に「ぐりとぐら」も隠れていますよ。

【おすすめポイント】
・「種をまいたら家が生えてきた」というストーリーが楽しい。
・優しいゆうじとわがままなきつねの対比が子どもにわかりやすい。
・よくばりな行動はよくないと知ることができる。

こんとあき

こんは、あきのおばあちゃんが作ったきつねのぬいぐるみ。あきの生まれた時から一緒です。
あきの成長とともに、こんは古びて腕がほころびてしまいました。あきはこんを治してもらうため、砂丘町にあるあきのおばあちゃんの家に向かいます。
初めてのお出かけにドキドキするあきを、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」とリードするこん。でも、汽車でこんとはぐれたり、砂丘で犬にこんを連れ去られたり、あきはとても大変な目にあって・・・・といったお話。

どこか懐かしい気持ちで読み進めたら、ハラハラして、目が離せなくなります。大人も夢中になって楽しめる一冊です。

【おすすめポイント】
・ハラハラドキドキ。童心にかえり、大冒険した気分になる。
・「だいじょうぶ、だいじょうぶ」が口ぐせの「こん」がかわいい!
・小学校に入ってから読んでも楽しい。ずっと長く読める一冊。
・林明子さんの絵が温かく、読後ほっとして幸せな気持ちになる。


いかがでしたでしょうか。
どれも有名な絵本なので、気になるものは書店で手にしてみてくださいね。

余談ですが、
Eテレ「みんなのうた」のなかの一曲に、平山カンタロウさんが歌う「キミと歯のうた」があります。

これ、ちゃんとアニメーションを見ながら聴いたら、思わず泣いてしまいました。「歯」ありがとう。
(NHKのホームページの動画は1番の歌詞で終わってしまうのですが、2番が泣けるのです。)
もし機会があれば、ぜひ聴いてみてください。とてもいい歌です。

それでは今日はこの辺で。
絵本は土曜日に更新しますので、よろしければまた見にきてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?