見出し画像

「本気で改心した」事例に笑いが止まらない

整理収納アドバイザー兼家事代行業をしている私ですが、実家はテレビに出られるレベルの汚部屋、というか汚屋敷です。
これには環境も影響しています。超ど田舎で土地が有り余っているので、家が広く作れるし、その分ゴミも溜め込めるというのも一因です。
ですが、同様の状況でもきれいな住まいを心がけている人も大勢いらっしゃるわけで。
つまり私の身内はだらしない部類なのだろうなと諦めております…。

そんな実家を継いだ愚弟にお嫁ちゃんがくることになりました。
(その際に必死に片付けをした記録を残すのが、このnoteを書くようになったきっかけです)

4年半前、お嫁ちゃんが来ても大丈夫なくらいにきれいに片付けたんですが…

なんと、
お嫁ちゃんが、
我が家の人間以上に片づけられない人間であることが判明…。

私は結婚して家を出た身ですので、頼まれでもしない限りもう実家には関わらないようにしておりますが、
面白いことに、お嫁ちゃんがあまりに散らかすものだから、
なんと我が家の人間が自主的に掃除をする人間になっておりました(爆笑)

もちろん私の目から見れば全然ダメなレベルなんですが。
私の家族が「ああなってはお終いだ」と危機感を持って掃除している姿を見ると、「人間って本当に動かなきゃいけない時には自主的に動けるもんだな~」と失笑してしまいます。

そう言えば、以前ラジオか何かで訊いた話。
とある男性が、ギャンブル依存で借金を300万も作ってしまったのだそうです。
どうしても返済できない金額になってしまい、仕方なく奥さんに自白したのだそうですが、その時に奥さんから言われた言葉がきっかけで、その男性は心を入れ替えて借金を自力で全額返済したというのです。

さて、なんと言われたのでしょうか?

「一緒に頑張って借金を返そう」とか
「そんな酷い男とは別れる!」とかではありません。

奥様は一言、こういいました。

「ごめんなさい。実は私も、500万の借金があって…ずっと黙ってたの…」


これを聞いて男性は「自分が頑張らないと駄目だ」と改心。
ギャンブルをやめて必死に働き、2人分の借金を返済したそうです。

奥さんに自分の借金を打ち明けるというのは、つまり「奥さんに何とかしてもらおう」と甘えているわけですよね。
そしたらなんと奥さんの方がもっとひどい借金を背負っていた。
「もう俺は誰にも甘えられないんだ」と痛感して、劇的に改心したのでしょう。

もちろんこんなにうまくいくことばかりじゃないと思いますが(2人で夜逃げするケースだってあるでしょうし)
本気で改心するには、かなりの痛手を伴うのかもしれませんね。

片付けてほしい人に対して「早く片付けなさい!」と言っても無駄なのが良く分かる事例でした。
やっぱり、自発的になにか感じることがないと、誰しも行動しないんでしょう。他人をコントロールすることはできない、というのも納得です。

我が家の実家の連中の例で言うと、
私が家にいた頃は、みんな私に甘えていたんです。散らかしたってどうせみつばちが片付けてくれる。そんな状態で一体誰が自主的に掃除なんかするものか。
しかし、自分達よりも掃除ができない人間が嫁いできた。
自分達で何とかしないと、本当にこの家がやばいことになる…!
と、本気で危機感を抱いた様子。

人間って面白いもんですね(笑)



もしサポートのご意思があるなら、お気持ちだけで。別の困っている方へ直接ご寄付ください。私と私の家族は元気なのでnote経由のサポートの必要はありません(*'ω'*)