百人一首という旅
お久しぶりです。
今日は少し長めに散歩をしました。あかやです。私3歳からバレエ(モダンバレエ という種類)を習い続けているんですが、人より筋肉がつきにくく落ちやすいんですよ。だからこのコロナ期間は危機です。涙です。
家にある筋トレグッズだけじゃなあと思ってウォーキングしてきました。やっぱなんか良いですね、娑婆の空気は最高だぜ。なんちゃって。
さあて、今日はただの日記です。今日はというか、今日もですね!ンキャ
テーマはですね、
百人一首のうち私が好きだった二首
についてです。おおっ。
百人一首って、みなさん触れる機会あるのでしょうか。私の中学校では国語の授業の中で結構ちゃんと勉強させられました。当時の私といったら、本からめちゃめちゃ逃げていたんです、国語が一番苦手で。
まあでも、週6日バレエなんて生活をしていなかったら読んでいたのかもしれません。時間がありませんでした......って言い訳してキスマイを追うことで精一杯だったんですね!テヘ!!!
そんな国語、いや文字嫌いだった私にとって、たった数行を読むだけでその世界観に引き込まれる百人一首はすごい魅力的でした。季節を超えて時を超えて、ひと時の旅が出来るって素敵じゃないですか。中でも二つお気に入りだったものがあるので紹介しようかなと思いました。わーい。
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まずはこちら。平兼盛さんの歌です。
「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで」
心に秘めてきたけれど、顔や表情に出てしまっていたようだ。私の恋は、「恋の想いごとでもしているのですか?」と、人に尋ねられるほどになって。
((いやああああ、か、かわいいなあ。))
「恋でもしてるんじゃない?」と友達に言われてから自分の恋心にはっと気が付いた。とか、冷静に見せているから周りには絶対にばれていないだろう......と思っていたのに指摘された、とか。
そんな甘酸っぱい経験、みなさんにはあるでしょうか。なんだか人間って、周囲の恋愛事情に敏感ですよね、他人には見えてしまうものです。最初にこの歌を知った時、自分もいつかそんな恋愛ができたら良いななんて考えてすっごい印象的だったんです、若いな。
街を歩いている人たちを見て、一見クールに見える彼もあの子も、実は頭の中で自分が主人公の恋愛ドラマを考えていたら、なんて可愛いんだろうとか思ってました。キャッキャッ
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お次はこちら、藤原公任さんの歌です。
「滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
名こそ流れて なほ聞こえけれ」
滝の流れる水音は、聞こえなくなってからもうずいぶんになるけれども、その名声だけは流れ伝わって、今でも人々の口から聞こえていることだよ。
(((カッコいいいいいいいいいいいいい)))
これ、もうこんな風に生きたいと本当に感銘を受けた歌です。今でもお気に入りですね。「雨垂れ石を穿つ」という好きな、というか座右の銘にしている言葉があるのですが、私はどうやら水に関連したものに無意識に惹かれるようですね。(メタ認知)
枯れてしまった滝の音は聞こえないけれど、その名声は後世にまで届けられている。いやあ、目を閉じて想像したくなりませんか、自然の中で奏でられる厳かな音。滝のことを語っているようで、この先の時代にずっと残り続けるような作品を自身も残していきたいのだ、という意志も込めたのでしょう。なんて素敵なんですかね。
当時の私も、そんな風な観客の心に残り続けるような、印象的な踊りがしたかったのですね。今も思ってます。いや、もうそれだけではないですね、働く上でも何か自分らしさを残すことが出来たらなんて思ってます。ンキャキャ。
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さてさて。今後もいくつか好きな歌や言葉を記してみようかな、今日はこの辺で。
また次の扉でお会い出来ますように。
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