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たまにはこんな日。


たまにはこんな日。ってタイトルを打ったら、
たまにはこんな費。って最近打ちまくってる 撮影「費」が引っ張られてきてふふふと笑ってしまいました。

いえす!
ありがたいことに!撮影のご依頼が!

すごい!!!!!!!たくさん来ています。

ひーーーーーーーありがとう春!ありがとう沖縄!


少しづつ変わっていく環境のなか
おひとりおひとりがいろんなお気持ちで
いろんなことを諦めたり、切り替えたり。
そうしてご来沖を決めて、お写真を残すことにして、
フォトグラファーにわたしを選んでくださることに心から感謝します。

本当に嬉しいです。
本当にうれしい。

コロナがある世界になって、随分と
「じゃあ、自分はどうするか」

ということに直面する機会が増え
同じ「決める」でも、ワクワクベースより責任ベースなことが多くなって

いろんな立場を想像して
ああ、こんなはずじゃなかった。って
思うこともあるかもしれません。

撮影ご依頼のメッセージの多くに
本来は海外で挙げる予定だったのですが。
なんてお言葉を見かけることもあって

その度に胸が締め付けられそうになります。

いろんなことを想像して
その度にわたしは何ができるだろうって思います。

思うんですが…



最近ちょっと、それはもしかして、違うのかもしれないなって
思うようになってきたんです。

うーん。違うというのは語弊があるかもしれないのですが

いろいろあったかもしれないけれど
ここ沖縄で撮ると決めてくださったのだから
わたしはただ、いつものようにいつもの熱量で
目の前の方を丁寧に残していけばいいんだよな。と
思えるようになったんです。

少し前には、キャンペーンか何かを企画して
諦めざるを得ない人や落ち込んでしまった人を元気づけたりできるような
催しをした方がいいのかと考えたりもしたんです。

でも、あくまでわたしは、なのですが
どうしてもそれはわたしっぽくないなあと感じてしまいました。

決してあぐらをかくような気持ちではないのですし
ご企画なさっている方はその方の信念なので素晴らしいことだと念押ししたいのですが(びびり)

いつも、お二人の残したい写真に寄り添いたいし
この日だから残せる写真を残したいし
お二人がもしかすると気づいていないかもしれない魅力を撮りたいです。
どんなに素敵に写っているか、感じ取れたままを真空パックしたようなお写真を
押し付けがましくなく、ほっこり、やさしくお届けしたいです。

そんなわたしの写真価格なのですが正直
「手が出ない価格」には設定していないつもりです。

もちろん人によって、写真を撮られる価格というのはいろんな感覚があるとは思うのですが
大切な日を残そう。と思ったときに、手が出せる価格でありたいと思っています。

そして、もちろん時間とエネルギーに比例するように選べるプランもご用意しています。

これはわたしが写真でご飯を食べているからでもあります。

気負いしないで、リラックスして、いつものお二人の空気感で過ごしてほしいのですが
それがチープさを感じさせるものではありたくないと
実はこっそり思っています。

楽しく、穏やかに、でも品よく。といいますか
心地よい安心感が流れる時間を丁寧に残していきたいです。

なので、たぶん、
「お、キャンペーンやってるんだ。じゃあ撮ろっかな。ラッキー!」
という方とは相性がいいものでもないのかもしれないのですが

悩んだり、立ち止まったり、自分たちらしさを模索している人の目に
ふっととまって、ああ、わたしはこんな写真が撮りたい。と感じていただいた方に選んでもらえる自分でいたいのです。


なんだか長くなってしまった上に、ちょっと偉そうに聞こえてしまっていたらごめんなさい。

いつもの喫茶店の、いつもの味。
長くやっていると変わるところもあるかもしれないけれど
いつものメニュー、いつものお値段。
人によっちゃ贅沢な時間かもしれないけれど
でも、自分を大切にできる、大切な空間。

目指したいのはそんな「安心できるお気に入りの喫茶店」
のような存在かもしれません。

ということで

コロナ禍でキャンペーンをやらない理由をついに初めて書いてしまいました。

悲しい気持ちにさせてしまっていたらごめんなさい。

わたしはわたしを選んでくださった方を大切にしたい。
そして
わたし(ブランド)を大切にしないとそれは守れない。という事実から
逃げないようにもありたいのです。


…めっっっっちゃこわいし不安だけどね!笑

でも、もしいつかわたしの写真が誰にも求められないものになってしまったとしても
じゃあ何なら求めてもらえるだろう?と模索して
あれかな?これかな?をやっているとも思いますので

おにぎり屋さんとかを急にはじめたら、ふらりと遊びに来てやってください。笑


書いたものを加筆しまくっていたらこんな時間になってしまいました。


今日もこんな辺鄙な場所に来てくれてありがとうございます。


もしかしたら、誰かを傷つけてしまうかもしれない考えも
こうやって書き残せるようになったのは成長なのではないかと思います。
(セルフで頭を撫でる)


いいぞ。わたし。

ということで今日はこの辺りで。

会いに来てくれてありがとうございました。

それではきっと、また明日。










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