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自分追い込み系でうつ病状態になってしまった教員がなぜ自己肯定感を取り戻せたのか?(第4話)

前の投稿で書いたように、普段無意識にやってしまっていたこと、考えてしまっていたことを見直し、自分がよりリラックスできるように、そして普段の中でどんなことをしたいのかを考えて小さな事であってもなるべく自分に与えてあげるように心掛けた。

今回の記事ではそうすることによって起きた変化について書いてみる。

変化① 疲労感が減ったこと

以前よりも精神的にゆとりを持って物事に取り組めるようになり、仕事を終えた後の疲労感がかなり軽減された。以前は仕事の後夕ご飯を食べると、疲労と眠気で座った状態からなかなか立ち上がれなかったりよくしていた。

あまり思考するのをやめるように意識してしばらくしたら、夕ご飯の後眠気はあるが、立ち上がれなくなるということはなくなった。この変化は自分としては大きなことだった。

夕ご飯を食べてからいつの間にか寝てしまい、中途半端な時間に目が覚めてしまうということは自分が大学生時代からよくやってしまっていた習慣だった。それが働き始めてからも続いてしまっていた。むしろ働き始めてからは精神的に身体的にも酷使していたため、その傾向は余計ひどくなっていった。

この習慣を変えたいとずっと思っていたが、なかなか変えることができず十年以上が過ぎてしまった。

今思えば大学生の時あたりから色々頑張りすぎていたように思う。この頃は自分に自信がほとんどなく、「もっと自分は努力して成長しなければいけない」と強く思っていた時期だった。そのため、学習面でもできる限りやり、人間的な成長が必要だと感じ様々な課外活動へ参加したり、塾のバイトで受験指導をするため予習にかなり時間をかけたりと色々頑張ろうとしていたように思う。

もっと自分のことを信じてあげれば、大学生のときの時間や労力の使い方は違っていただろうと思うと正直後悔が残っている。でもそう思うのは自分がかなりの時を経てよい方向に変われたことでもあるのかなと思ったりもするけれど…

話を戻すと、まず自分の中で変えたいと思っていたことがこの夜の疲労感や過ごし方だった。

それだけ長年自分を苦しめていたことが改善されたことはとても嬉しかった。この改善がみられたことを実感できたとき、自分に対して「この症状がよくなってきて本当によかった!」とふと心の中で思った。

次回の記事ではもう一つの変化について書いていこうと思う。

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