炎上を盛り上げるのは意識がアップデートされた人

どんな人が炎上に参加しているかを知って、炎上はそう簡単になくならないだろうなと思った話。

この記事を書く上で、過去に起きた炎上に関しても多少は調べた。

もちろん炎上に関する本も読んでいる。記事では『炎上社会を考える』を紹介したが、実はもう1冊読んでいた。それは『炎上とクチコミの経済学』である。

『炎上社会を考える』が炎上の社会的な「意味」と「文脈」を明らかにするという定性的な本であるのに対し、この『炎上とクチコミの経済学』は計量経済学の知見を応用して炎上の「実態」を解き明かしていくという定量的な本だ。正直なところ、本書の方が俺好みではあったのだが、記事の方向性とうまく噛み合わなかったので不採用となった。

しかしそれで終わるのはもったいない本なので、特に俺が興味深いと思った話を紹介しようというわけである。それは炎上参加者の実態である。

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